2022年米国株アカウントが軒並み討ち死にし、自分も終盤もれなく討ち死にしたため新たに方法論を確立しなおしたところ良さそうなのでまとめておきます。
基本方針は
ローリスクハイリターン
です。
なぜ、ローリスクなのか。
市況が良い時以外オールキャッシュにしているからです。
ボラリティー、つまり、値動きの激しい株を決まった数だけ集めて、そのうち15-20%以上が5営業日でマイナス5%を下回ったら、オールキャッシュにします。
値動きが激しいということは感度が高いということです。
どんな大暴落もいきなりそうなったわけではなく、前兆がありました。
この方法だと、そういうとき、オールキャッシュなので安全ということです。
その意味では、QQQなどのETFを持ち続けるよりも安全です。
なぜ、ハイリターンなのか。
暴落の履歴が少なくて月利20%以上の履歴があり、1年間での最低値から最高値までの年利が100%以上くらいの株だけを対象にしているからです。
100%とは1年間で2倍以上になった銘柄ということです。
今、リストに上がっているものの平均値でこんな状態です。平均が3.03倍。
最低値と最高値を拾うのは不可能ですが、値動きの幅はこれくらいということです。
これに直近の4日間の値動きと今の株価と50日間移動平均値と150日間移動平均値の差分で重みづけをして高いものから並べていってリストアップしています。
自分はそれを上から20程度盲目的に買って、下がってきたものは売って、さらに上の方を買いなおすやり方をしています。
要するに市況が良い時に勢いがあるものを中身を見ずにつかみ取りということです。
メーリングリストでは、毎日、月利20%以上の銘柄を拾い集めているのでそのうちトップ400銘柄をリストアップしています。
さらにタイトルで上記の条件での市況が良いのか悪いのかを示しています。
市況が悪い時はオールキャッシュなので、メーリングリストは情報をためてお休みすることが多いです。
ちなみに1週間前に久しぶりにプラス局面に入り、オールキャッシュからフルインベストメントして現在プラス400万円くらいになっています。
これはかけている金額が大きいからですが、マイナス局面になったら全部売って利確しますし、下1/3程度は日々乗り換えていきます。
先日のNVIDIAのプラス26%も綺麗に拾えていましたが、別にAIだからとか、ITだからとかの理由じゃなくて、単に数字上上がりかけていたから拾えただけです。今は再び停滞しているので今晩売ってしまう予定です。
よくGAFAMを除いたら、アメリカの銘柄の上昇率は日本と変わらないという話があります。それでGAFAMがあたかも上昇率が高い印象を受けるかもしれませんが、すでに大きすぎて値動きはそこまで大きくないわけで、上記の26%上昇もめったにない出来事なわけです。
ちなみにこの投資法で暗黒の2022年をシミュレーションしたところ、VTIだとプラス9.8%、VTだとプラス7.2%、QQQだとプラス13%でした。
一方、リストアップしている銘柄だと以下のグラフのような分布でした。
数が多すぎて選ぶのが怖いとか、めんどくさい人はプラス局面でNISA枠を使ってETFを売り買いしておけばいいわけです。来年からのNISAでは売っても再び枠が解放されるらしいので、この方法に向いているわけです。
250銘柄近くあるので、どれがおすすめとかはありません。正直、どれが上がるかはわかりません。なので、株の買い方は皆さんの好きにすればいいです。
株が全体的に上がっているときに、勢いのあるものを買うというシンプルな方法で株が上がっている時期も年間100日間程度に絞り込むという安全運転でやっています。