恋愛に関して、誰に聞いても同じ答えが返ってくる質問があります。
「恋愛で一番楽しかったのはどの時点ですか?」
という質問です。
結婚している人でも、付き合ったことがない人でも、その答えは付き合う直前くらいでしょう。
つまり、上手くいくとは思うけど、上手くいくかどうか、付き合えるか、結婚できるかよくわからない時期です。
期待と不安が入り交じった状態であり、脳内ではその期待に対して、上手くいったときのことを予想してアドレナリンやドーパミンが出ていることでしょう。
ゆえに振られた時のショックが一番大きいのもこの時期です。つまり、それに対する恐れも含まれています。
ということは、およそ人間が感じうるほとんどの感情が入り交じっているのがその時期となります。そんなのに勝てる時期があるわけがありません。
さて、とはいえ、不安要素がもっと少ない方がいいですよね。
ということは、プレセックスピリオドくらいが一番期待値が高い状態と言えます。
付き合ってはいないけど、ほぼ付き合っているに近い状態のことです。
この状態にはいくつかバリエーションがあるのですが、それは追々説明するとして、
恋愛モンスターで推奨するのは、この時期を可能な限り楽しみましょうということです。
覚醒剤などの麻薬もしくはセックスそのものなどは快楽を得られるわけですが、おそらく総合的に考えて、つまり、社会的要素なども含めた上での満足度はこちらの方がそういう欲物的な快楽を越えると思われます。
たとえば、麻薬依存症患者はそのうち、オーバードーズで死んだり、薬物が手に入らなくて苦しんだりするし、百戦錬磨のナンパ師は、段々むなしさを感じるそうです。
そういう弊害、デメリットがないというのが、プレセックスピリオドの楽しさのアドバンテージです。
では、どうするのか、どのようなパターンがあり得るのか、といったことを今後考えていきます。