恋愛モンスターの考え方がわかってくると、映画やマンガ、ドラマの見方が全然変わってきます。
序盤のネタバレになりますが、カントリーストロングというグヴィネス主演の映画があります。
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その中で、グラミー賞を6回とった有名な歌手のケリーはツアーに同行してくれた好きな彼にツアー中は他の女と寝ないでねと頼みます。この映画、その後、いろいろあるんですが、それを記述的に書くことは出来るし、そうなんやねと理解することも出来るんですが、恋愛モンスター的な見方をすると、その彼がどういう思いを抱いていたのかとかいろいろ考えたり、解釈することが出てきて面白かったですね。
重要な観点を書いておきます。
●セックスしたからといって、男が女を愛するようになることは絶対にない。
●女はセックスすると、相手のことを好きになってしまう。ただし、結婚の芽がないとわかってくると冷める。また、同様の経験を繰り返しているとセックストリガーも発動しにくくなる。
●セックス経験豊富な女は自己評価が低くなる。
●恋愛感情を信用してはいけない。それは愛情とは別物である。
●男の愛情がピークを迎えるのは、プレセックスピリオド。
たとえば、最近、話題になったこの話(長いです)。実はある矛盾点があります。
書き手は恋愛モンスターのことを知りませんが、そういうことを意識していなくても描かれる物語に出てくる人の心の動きが別の意味で解釈できるんですね。
桜さんは、部屋に呼び込んだ彼のことをもう好きなわけではないわけですよね。
上書きされたとも言えますが、そもそもその好きだった感情も愛情ではなかったわけです。
大事なのは、好きであるという感情に流されるのでなく、一生大事にしようというスタンスで接することです。それが結果的に相手の気持ちを呼び込む確率を一番上げるし、たとえ、部屋の彼と同じ事になっても、れんモスとしても付き合え続けます。
そう考えると、部屋の彼は、やっぱり、セックスの相手としか見ていなかったんだろうね。