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大学院の間に、子作り、子育てをと考えている医歯薬系の学生さんに

12月1-3日の間、パシフィコ横浜で分子生物学会があります。

 

www2.aeplan.co.jp

分子生物学は生物の研究をする上で、今となっては必須の技術なので、何を研究する上でもその知識や技術を使わないと話が進みません。

 

日本の基礎科学は基本的にどんどん衰退していってるのですが、生物・医学系の学会の中で唯一成長しているのが分子生物学会といえます。

 

基本的に若い修士の学生さんのための学会なので、その規模の大きさに比べて、Tシャツにジーパンで参加できるのも良いところです。

スーツで参加している人が多いような学会は、内容がくだらないから権威性を出すために暗黙のドレスコードがあるように個人的には感じています。アメリカの学会でもそうですが、本当に科学に真摯に向き合っている学会は格好なんか気にしていません。

 

大学院というのは、研究するところなのですが、基本的に自分で時間管理ができます。

患者さんや働いているところの都合に縛られないので、比較的子育てしやすい環境になるわけです。

 

ところが、大学院は入ってみればわかりますが、教授や上の先生に言われて、テーマを与えられます。そのとき、そのほとんどの人がそのテーマを面白くないと感じるんです。それで辞めちゃう人もたまにいます。そのとき、そもそも研究ってどんなものがあるのかをレビューするには分子生物学会が一番幅広くカバーされているので一度見ておく価値はあるわけです。。

 

その分子生物学会の参加費が学部学生だと500円になっています。

一般社会人だと17000円なので、相当お得であり、その値段は学生さんに見てほしくてその値段にしているわけです。

www2.aeplan.co.jp

 

ただ行ってもちんぷんかんぷんだと思うし、それでいいのですが、その雰囲気を感じ取るだけでも将来像に役立つでしょう。もし、興味ある人があれば、見るべきところは案内できると思うので、連絡ください。すでに医学生が中心ですが、何人か集まっています。

 

また、医者の世界では、中堅の病院の部長になるのに学位が必要になります。

大学院に行ってないと出世ができないのです。開業にするにしても、成功している人はやっぱり学位を持っていることが多いです。それは医者からもそれだけ信用尊敬されるからです。

 

軽く医歯薬系の学生さんの将来像をレビューしておきます。

 

歯学部の卒業生はほとんどが開業します。開業資金を回収するために一番若くして独立するのが歯学部です。保険の効かない歯の矯正など工夫すれば、かなり年収は上げることもできますが、いわゆる普通の歯医者ではあまりにも競争相手多くて、かなり難しいです。また、研究か、臨床かを選ぶ時に、鞍替えするのが比較的難しいのが歯学部です。家がもともと歯医者とかでないと難しいかもしれません。

 

 

薬学部が、途中まで研究するのには一番向いていますし、実は収入を上げられるのは研究の方だったりします。世の中営業職が一番給与が良いですが、MRはリストラのリスクもあるし、そもそも医者にペコペコしないといけない仕事なので、自己評価を高くしにくいです。年収も、外資系や日本のトップレベルの会社でないと、日本の私立の大学の給与を越えるのは難しいです。薬局で働くのは、いつからでもできるので、それまで研究するというスタイルは、研究で全国に知り合いができたり、留学するチャンスも得られることを考えると一番やる価値がある学部でしょう。

 

 

医学部は、基礎の研究室に行くことで、医局人事から一時的に開放されるのと、そのまま留学することで、その時間も伸ばせますし、そこで良い仕事をすると、医局に戻った時にいきなり幹部候補として出世できるんですよ。開業するにしても、臨床経験があるよりも、研究経験があるという方が、他の医者からも、医者の世界を知っている患者からも信頼されます。というのは、よくわからない出来事に対してそれをどう解決するかを知っているというのが、学位の意味だからです。

 

半日でもいいので、その世界観を知っていると、将来の進路を決める上で大学院に進むときのイメージがスムーズに持てると思います。

興味ある人は連絡ください。

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