恋愛感情は互いに好きかもという大きめの期待とそうでないかもという小さめの不安に所有欲が乗っかったものですが、この所有欲は実は性欲から生まれています。
この意味をもう少し深掘りしていきます。
異性に対する所有欲は表面上は他の同性にイキるためと考えるのが自然でしょう。
こんなにかっこいい彼氏、こんなに美人な彼女を自分のものにしている。
それが幸せであると認識します。
これがもし、自分以外のすべての同性がその相手よりもルックスがよいパートナーを持っていたら、そうは感じないでしょう。つまり、他の同性のパートナーと比較して初めて生まれる感情なわけです。
他の同性と比べて、自分の方がよりルックスの良いパートナーを得ている。自分の方が成功しているという満足から来ているわけです。
それは他の同性の人に比べて、自分の方が成功している、より幸せであるという指標としてわかりやすいからというのもあります。同様に、高級車、建てた一軒家、子供の進学先なども同じように作用します。
自分の格が上がる所有物として価値があると見出しているわけです。
だから、駄目だという話をしたいわけではありません。
この話の構造から考えられるのは、他の同性が得られていないようなパートナーであればいいわけです。
たとえば、ルックスが良くても、性格が悪かったら、居心地が悪いのはわかると思います。
居心地の良さは、互いのことを理解し、互いのやりたいことを最大限サポートしあえる関係のはずです。それは周りからは見えないわけですが、そういう関係性をどれだけつみあげていけているのかというのが、実は本当の幸福感につながっているわけです。
さて、所有欲が性欲が来ているというのはどういうことかについてはクラブの方で説明してきます。
続きはクラブで