恋愛テンプレ脳はテンプレに従うという行動を取っているので、それはつまり自分が受け入れている価値観以外をほとんど受け入れないわけです。
そんなこと普通しない、
そんなの普通じゃない、
あの人、おかしい、
など、自分が好んでいる価値観が正しくて正解だと思い込んでいたり、道理に合わないと思うことがあってもみんな従っているから従うしかない。それに従わないのは裏切り者だとかいったとらえ方です。
そのため、彼らが従っているルールには多くの不条理が含まれています。
男社会は格の社会で、格が大きく違う場合は絶対服従なため、不条理があることはわかっていても、従います。しかたないという意味で受け入れます。
ホリエモンのように不条理の弱点を突いてのし上がろうとするオスは上から徹底的に叩こうとします。今は彼自身が上の年齢になってきたので格が大きくなってきてそうもいかなくなっているといった状態でしょう。
で、男社会がそうなのは、それが社会の運営と直結しているから諦めているわけです。戦うにはあまりにも相手がでかすぎるというわけです。
一方、女性の方はテンプレに反抗することが、社会と戦うことだとはほとんど意識していません。もう少し狭い領域でのことと認知しているので、外国人など全く違う文化や価値観もそれはそれと簡単に受け入れられます。自分たちの価値観の通じるエリアが狭いとわかっているからであり、逆にそのエリア内での価値観の維持には強くこだわります。
恋愛モンスターは数学と論理の世界なので、当然、そういった不条理には疑問を持たざる得ないわけです。
従うことはできないけど、でも、それをどこまで表明するのか、どこまで反論するのか、変えようとするのかといったことが次の問題として出てきます。
で、原則的には、女性に対しては、そっちはそうなのねといって流し、相手が興味を持ってくれるならテンプレがいかに論理的に破綻しているか説明してもいいでしょう。ただし、だからといって、別の生き方や考え方を強要する必要はありません。
私とあなたは違うということを互いに認知できるところあたりを落としどころにすればいいです。
一方、相手が男性の場合、格社会とはいえ、当然、格上の者の寝首をかく、出し抜こうというチャンスは常にうかがっているので、こっちの方が楽しいよとか、こっちの方が効率が良くて無駄がないとすすめるのはありです。
力が弱ければ、乗ってくる人は少ないでしょうが、オス社会では受け皿としてのマイノリティーは認めてくれるので、比較的自分はこうだという立場表明はしやすいですね。
とっている獲物が多ければ、オスは寄ってくるわけです。