- 話しかけようと感じる前に話しかける。
- デートに誘おうと感じる前にそのことを話題にする。
この辺を軽い男じゃない風にいかに切り出せるかですね。
意識してはいけないので、本当頭で何も考えていない状態で繰り出さないといけないわけです。
本来、これらには期待と不安がつきまといます。
誘いに乗ってくれるかなという期待と、振られるかなという不安です。
しかし、そういった期待も不安も生まれる前に話しかけないといけないわけです。
シミュレーションがいけないというのは、シミュレーションでは自然と場合分けをしますよね。それには上手くいく場合と、いかない場合、さらには変節されたときの対応法等々を考えるわけですが、そこには確率が生じてしまい、不安が先行したときにベストパフォーマンスを引き出せないわけです。
なので、それらがないときに話しかけないといけません。
そのために一番役立つのは、別に失敗してもなんの問題もないという状況です。
恋愛モンスターのレベルが上がっていれば、ほぼそういう状況になっています。
これは女性側にも言えることです。
レベルが高い。つまり、他にいくらでも相手をしてくれる人がいる状態なら、それにほんのちょびっと加わるかどうかですから、気楽にいけます。
これは逆にどうでもよくない大事な相手の時にも非常に役立つスタンスで、要するに非モテコミットせずに、二人の関係性のあるがままを楽しめるので、全方向に展開できる余地が常にあり、その自由さが楽しいわけです。
さて、タイトルの話ですが、シミュレーションはそのシミュレーションしたシチュエーションではやはり役立ちません。
このタイミングでいうつもりはなかったのにという状況でふっとそのプロトコールが使えるときがあります。
ただし、それは一瞬です。1分程度で使い切ってしまいます。
なので、シミュレーションをストックする意味もほとんどありません。
それよりも、いかに無欲でいるかという状態が大事で、これもまた、求めない態度が求めるものを一番得られるという逆の法則そのものですね。
別の言い方をすると、こだわることはこだわった逆の価値観を捨てるということです。でも、ほしいものはどの方向から手に入るかわからないわけです。なので、一番オープンな状態にしていた方が得られる確率が一番高くなるんですよ。