モテるというのは、広義の意味では複数の人に好かれるということに異論はないでしょう。
これをいろんな女性とセックスしまくっている人のことを指すこともあるし、告白をいろんな人からされる人のことを指すこともあります。
しかし、モテるということがある程度、恒常的なものである場合、それら一つ一つの関係性がある程度長期であるほど、そのモテ強度が強いのはわかると思います。
いろんな人からずっと好かれているという言い方もできますし、それが一番モテる人です。
さて、彼氏や彼女に対して、好きだから独占したいと、他の異性の人と仲良くするのは許せないという態度をとっていたり、自分自身が彼氏がいるからとか、彼女がいるからという理由で異性を遠ざけていると当然、モテ度は落ちていきます。
長期的な関係というのは、信頼関係の構築とも言いかえられますから、それにはそれなりに時間がかかります。時間と言っても、コミュニケーションしたトータルの時間も大事ですが、一番大事なのは知り合ってからの期間です。知り合って、年に1回でも2回でも連絡を取り合って、タイミングが合ったときに数時間同じ時間を共有することで信頼関係はどんどん強くなるし、そういう相手を増やしていけば自ずとモテ度は上がっていきます。
誰かと付き合うことで、独占状態を相手と自分に要求することは、その機会をどんどん奪っていくわけです。しかも、長い間、付き合っていればいるほど、自分自身のモテ度は下がっていきます。
つまり、付き合うというのは自分の魅力を下げる行為なんですよ。
逆に相手のことを拘束しない、独占しようとしないことが相手の魅力を上げる行為であり、自分自身の魅力を上げる行為なわけです。
もし、あなたが相手のことを恋愛感情を持って、好きだったとします。
好きだから、付き合いたい、独占したいと悶々とするわけですが、付き合わないことで、相手がもっと魅力的になってくれて、かつ、自分自身もより魅力的になるので、相手を惹きつけられる機会や可能性が増えるわけです。
そうすることで、二人で会って、話しているときの楽しさがさらに増していくわけです。しかも、それが永遠に続いて、人数も増やし放題なんですよ。
この構造を理解して、実行できることが人生を豊かにしてくれるわけです。
相手が浮気したかもとかで、不安になったり、ヒステリー起こしたり、けんかしたりとか無駄な時間を重ねることに比べたら圧倒的時間効率なわけです。