こんな記事を見かけたので、自分がやった勉強法を書いておきましょう。
何か勉強に問題が起きたとき、それが合理的なものなのか、感情的なものなのか、まず分けてから対処する
自分を戒める言葉を書き、目に入りやすい場所に置く
勉強で失った自信は、勉強によって取り戻せる
わからなくなったときこそ、学びが始まる
日本は学歴社会です。大学受験で人生のeasyさの半分以上が決まってしまうような社会です。つまり、最低でも中学と高校の6年はある程度しっかり勉強する必要があるわけです。
なので、子供ができたら、その事実を延々と伝えることです。そして、だから、小学生の間は外で自然の中で好きなだけ遊んでおきなさいと言っておくことが大事です。
小学生の時に微分積分を終わらせている塾の同級生がいましたが、灘中学に行って、京都大学の医学部に行きました。でも、なったのはただの医者ですから、頑張り過ぎとも言えます。もちろん、彼はスポーツ万能で遊びもたくさん知っていましたから、問題ないわけですが、もっと上も目指せたのは確かです。もっと上というのは、アメリカの大学に進学するとかそういうのです。ちなみにそのもっと上をいきなり目指したのが小室圭くんです。彼が髪の毛をちょんまげみたいに結んでいたのはそれなりに意味があるわけです。ニューヨークにまともな散髪屋がないのもありますけどね。
まず、大事なのは、勉強は自分でするものです。人から習うものではありません。
授業を聞いても、自分で考える力はつかないので、かなり効率が悪いです。
塾が良いのは、地頭の良い子が集まっていて、考える力比べをできるところです。つまり、テストです。ということは、個別指導塾なんてくそだということです。
ここでいちばん大事なのは、勉強は自分でするものだという強い自覚です。
次にここ5年くらいの東大理III(文I)の合格体験記で、彼らの勉強法を調べ上げます。
主に参考にするのは、問題集に何を使ったかです。
理Iとかは参考になりません。理Iは簡単なんですよ。いろんな勉強法でも受かることはできます。でも、理IIIだと無駄が許される余地が少ないんです。
日本で一番難しい、でも、役に立つ問題集がそこでわかるはずです。
もう一つ大事なdisciplineがあります。それは、できるだけ勉強したくないです。
さらにいうと、こんな誰でもやっていることの中にも自分自身の創造性をどれだけ盛り込めるかというのもあります。
つまり、誰もやっていないような効率の良い方法で勉強したいと願うことです。
さて、理IIIの問題集を選んだのには理由があります。
皆さんは、初級→中級→上級と進めば良いと考えている人もいるでしょうが、初級も中級も上級も問題集は同じくらいの厚さですよね?
これが時間の無駄なんですよ。結局、同じような問題を解くんだから、迷わず最上級の問題集を手にします。そして、それだけをやります。
1冊だけ勉強して終わったわ、ラッキーと考えます。
そんなの難しくて無理、絶対解けないと思うでしょ?
だから良いんです。初級でできることを脳死ですいすい解いたところで時間の無駄なんですよ。いかに自分で考える力をつけるか。自分で考える時間を割くかがいちばん大事なんです。
これは社会に出てからも同じです。何が問題で、それをどうやって解決したら良いのか、科学の世界でも、ビジネスの世界でもやっていることは同じです。
最上級の問題集に向き合ったとき、わからなくて、一杯調べて、自分で考えないといけません。つまり、自分で考える時間を最も多く取れるのが、最上級の問題集なんです。
しかも、それを解き終わったら、もうそれ以上のものをする必要はなくなるわけです。
例えば、微分積分だと、自分は高校3年生の春休みに解法の探求IIを独学でやり終えて(実はGWまでかかったんですが笑)、それ以降、微積の勉強は全くしませんでしたが、テストでは東大京大の問題以外では満点でした。教科書は初日に学校に持ってきてそれっきりで1ページも開くことはなかったです。
なんか大変そうと思うでしょ?そうです。1人でやるので、時間はかかります。十分考えた上で先生に質問するのもいいでしょう。
でも、そのわからなくて、考えて考えて考えて考えて考えて考えて考えての時間が一番力がついている時間なんですよ。
自分の勉強時間のほとんどを自分の力がつくことで埋め尽くすこと、それが一番効率がよい勉強法です。具体的な方法は別にあるのですが、それは別の機会に紹介します。