今年、J-1で初優勝したヴィッセル神戸に在籍していたイニエスタが退団を機に古巣のスタジアムで開催したフェス。元同僚へのプレゼント的な意味合いもあったのかも。開催予算は2億から5億円くらいはかかるだろうけど、年俸32億だったので、1億くらいの赤字は税金対策にもなるしということかもしれない。
サガン鳥栖のスタジアムが吹きさらしでいくら屋根が閉まるとはいえ寒いかと思ったら、窓に防音シート張って、外気は完全ブロックでしたが、暖房があるわけじゃないので、やや肌寒い感じ。
最初、最もギャラが高いDJが出演するのに、2日間で11000円で開催が危ぶまれるくらい安すぎるチケットでしたが、時期が年の締め日と重なったこともあり、7割くらいの入りで、夕方前は割とガラガラ状態。
要は金額じゃないということです。
ナンパもない代わり、東京みたいに派手派手モデルねーちゃんみたいなのはおらず、男臭い客層でしたが、その分、一体感のある乗りで、そこまで同期して飛び跳ねるなら、そのままモッシュしてくれと悶々とする感じでした。
ノエビアスタジアムは横浜のKアリーナととか違って、トイレがキレイでかつ十分な数があり素晴らしかったです。Kアリーナとか、休憩時間に100人以上並んでましたからね。
さて、いまいち、乗り切れず消化不良気味。しかも、最後のMartin Garrixでボリューム上げすぎて、低音の倍音が重なってぼわぼわで聞き苦しいという幕切れかというピンチだったのですが、一番うしろに行くとだいぶ改善。そのまま真ん中に行くとかなり良質の音。
左右のスピーカーから等距離で、周りに人がいないので中高域の吸収もない。写真のようなほぼ200畳あるスペースを独占して好き放題踊り狂えて元は取れました。
世界No.1 DJをこれだけのスペースで最高の音で聞けたわけですから。
そんな自分を見て、何?そこそんなに楽しいの?と人がやってくることがあるのですが、見ての通りPAの設備で画面が見えないわけ。で、なんだという感じですぐに離れていきます。自分はライブで半分以上目をつぶって聞いているので見え方はどうでもいいんです。パッションとか、叙情性とか、ヴァイブを良質の音で聞けて、心のままに踊れるのがファースト・プライオリティー。あとにも先にもMartinをこんな形で楽しめるのは今回限りだったでしょう。
今後のために見たDJ寸評
12/28
MERRY コテコテ系パス
MONE なかなか良い選曲 連れの知り合いの友達でした、ロックとインド系
YASUKI オリジナルで柔らかい感じが良き
YAKSA V2のレジデント?ベタ系でパス
QUINTINO ここから音量上がる、悪くない
DON DIABLO Galantisの曲で大盛りあがり
AFROJACK あんまり好きじゃないんだけど、さすがの編曲力、力でねじ伏せる
DEADMAU5 かなりテクノ寄り 1時間までならOK それ以上はきつい
12/29
DJ4REST ZEDD多めだけど盛り上がらず
WATARU 最初Martinでベタ系かと思ったら、後半のオリジナリティーが良かった
PEACH こちらも出だしでつかみにベタ系がだめだったが、Rinalityに近いスタイルで良き
SWEETS この人も力があるオリジナルで良かった やや好みから外れる
CARTOON ultraのときとコンビが違うからか音軽めでいまいち
KDH ベタ系オンパレードでパス
KUNGS テクノだけど、力強く完成度が高い
Martin Garrix さすがのセット
TATSUNOSHIN ダブステ系で大盛りあがり
CALIUDO おしゃれめで変幻自在
HIRAKU こちらもややダブステ系で良き