一人の人から大事に思われたらそれでいいという典型的なテンプレ婚活女子がいたのですが、結婚したあとでどんな夫婦をイメージしているんでしょうかね?
結婚して、3年目くらいまでなら、まだ、嫁さん第一みたいな夫婦は想像できますが、例えば、結婚10年目の夫婦で伴侶しか見ていないという夫婦ってほとんど見かけないのと、いたらいたで、何が楽しいのかなとも感じるわけです。
自分自身が5年前、10年前に興味を持っていたものにどれだけ興味を持っているかを考えればわかりますが、二人のレールはどんどん遠くなっていきます。
同じ趣味、同じ仕事、同じ学校という風に何かが共通しているからというところに強い理由を求めて結婚しても、その要素はどんどんと薄まっていくわけです。
ということは、結婚相手として最重要視しないといけない姿勢というのは、そのどんどん離れていくレールを近づけようとする姿勢です。
しかし、知り合って最初の3か月などの恋愛感情が燃え上がっているときや、10分で結婚を決めている相手は、結婚したい人の事なら何にでも興味があるような態度を取るでしょう。
究極的には、セックスして釣った魚に餌をやらなくなったときの態度を見るのが一番手っ取り早いのですが、そのたびごとに自分の市場価値を落としていては本末転倒なので、それは無理となります。
ということは、知り合ってだいぶ時間が経ったときの態度が一つの指標になるわけです。
一番わかりやすいのは、恋愛対象でもない人にどれだけ興味を持って食いついているかです。
結婚相手とのレールを近づける姿勢というのは意識すればかなり改善するのですが、意識したあとにどれだけ行動に移せるかはその資質に寄ります。
つまり、何にでも興味を持つような姿勢ならわかりやすいですが、そのような人はそんなにはいないので、飲み会の席や店の人との会話などで恋愛対象でもない人に変に興味を持ち続けるようなところがあるかどうかです。
そんなに食いついてどうするのよ、止めなさいよ、恥ずかしーくらいの好奇心を見せるときがあるかどうかです。そこが潜在的な握力の指標になります。