一般的な成功している人は色々試した結果、それが当たるとは思っていなかったところで大成功して、その成功で売れた名前を基盤に次のビジネスに挑戦するといった循環で生き残ろうとしています。
でも、金メダリストは最初からそれを期待して頑張っているんじゃないの?と思うじゃないですか?
やっぱり目的に向かってストレートに努力する事も大事なんじゃないのか?って。
金メダルやチャンピオンになって名前が売れて、テレビのバラエティー番組に呼ばれて、次の世代の解説者として呼ばれて、って成功しているんじゃないのかって?
でも、そんな金メダリストであっても、彼らの人生は金メダルをピークに右肩下がりなんですよ。スポーツで若くして成功している人はそのあとはずっと下がりっぱなしの人生なんですよ。そんな彼らでも成功しているという生き方が出来る事があります。
芸能人として生き残っているのも一つのやり方ですが、でも、そういう人であっても最初からそれを期待したり、予想してそうなったわけではないですよね?テニスの松岡はあのキャラで売れているけれど、そんなことを若い頃に期待も予想もしていなかったはずです。指導者として成功している人もありますが、何度も挫折した上でのことです。あとは置物のように政治家とか団体代表になる程度で本当にそれがしたかったのかなといった末路が多いです。役割として受け入れるという感じです。
何が言いたいのかというと、人生は決して思ったようにはいかないし、狙って成功する事はほぼ不可能だという事です。つまり、必要なのは謙虚な姿勢です。いつそのチャンスが来るかは分からないわけです。でも、それらのチャンスをつかむための強い姿勢はずっと必要なわけです。
何が成功につながるかは分からないわけですから、目の前にある課題に最大限の発想力と手を抜かない努力をぶつけていくしかありません。が、同時に何も期待してはいけません。だって、成功は予想や期待とは違うところから現れるからです。逆に言うと、決め打ちをしないということも大事です。こんなことがうまくいくわけがないと決めつけないことです。