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料理ができなくて、離婚したの話をどう聞くか

結婚してもいいかなと思える高収入男がバツイチで、前の奥さんは同じような婚活パーティーで知り合った人で、料理もするという話だったのに、仕事の帰りも遅くて、全然料理してくれなくて別れたという話を聞いて、私はするけど、彼は私にべた惚れでもうしない人でも覚悟しているとか言ってるという話があったのですが、ここで何を考えるべきかです。

 

それは別れた奥さんの立場になって、考えるということです。

 

それだけ年収があればこそ、彼女も結婚したはずです。

それなのに、なぜ、そんなに仕事を頑張っているかです。

 

可能性は二つ。

 

彼女が専業主婦になるには、彼の収入の見通しがやや不安があったという場合。実際、彼は外資系に勤めていたので、いつ首になってもおかしくありません。幸い、仕事はできるそうで友達と組んで事業をしているそうですが、それでも、事業収益が安定し続けるのは相当難しいことです。しかし、離婚するまでずっと外資で勤めていたわけだから、この可能性は少し低いです。

 

もう一つの可能性は、彼女が仕事を好きだったり、ある程度働き続けないといけないタイムポイントがあった場合です。でも、彼女の仕事に対するスタンスは結婚する前にわかっているはずです。キャリアを積みたいというのなら、それをサポートしながら結婚生活をどう維持していくのかの話し合いはするべきだし、普通はしますよね。専業主婦になってほしいとか、逆に子供が出来ても働き続けてほしいとか。

仮に予定が変わって、仕事を続けないといけないとか、続けたいと思ったとしても、料理がすごく下手くそだったとしても、じゃあ、俺が作るわと。料理の担当は自分がするから、その代わり、掃除洗濯は任せるという話になるのが、互いらしさを伸ばす方法です。

 

彼女が病気になって、料理ができなくなることだっていくらでもあります。子供が出来たら、手一杯でなおさら家事は回りません。

 

それを何かを買い替えるかのように離婚という形で終わらせようとしたわけです。

今は家事は手伝うと言っているそうですが、じゃあ、なぜ、そのとき手伝わなかったのか。

離婚する前に、ひと頑張りしなかったのか。

それが彼の人間性なわけです。

 

一方、彼女側の心情を考えてみましょう。料理を作る暇がなくて、料理が下手だと。なので、独身時代と同じようにお惣菜を買ってくるだけです。当然、何らかのけんかにはなるでしょう。

でも、料理教室に通おうとかは思わなかったわけです。

離婚するかという局面で本当に料理が原因で、別れたくなければ、何らかの解決法を選択するはずです。彼の年収を見込んで結婚したのに、わざわざバツイチ女になる方を選んだわけです。それくらい一緒にいたくないと彼女は感じたわけです。

 

釣った魚には餌をやらない。結婚してしまうと、結婚してほしくて、わがままでも何でも聞いていたのがぴたっと止まるわけです。そういう事も含めて、一緒にいたくないと彼女が感じた理由が何かははっきりと分かっておいたほうがいいです。

 

 

もう一つは、もし、本当に料理がヘタで、男もする暇がないなくて、かつ手料理が食べたいなら、外注すればいいわけです。料理のためだけに昼間に家政婦に来てもらって、作り置きをしてもらって、ついでに掃除もしてもらってもいいでしょう。彼に年収があって、共働きなら全然ありなはずです。なのに、それすらもしていないわけです。つまり、結婚生活を維持しようとは、お互いに思えなかったということです。

 

 

一般的に結婚すれば、生活面で女性側の負担が増え、男性側は減るわけです。出産があるなら、それが逆になることはありえません。まして、釣った魚に餌をやらないのが男ですから、結婚前以上に非協力的になるし、ならなくても、女性からはそう見えるでしょう。だから、けんかになるわけです。その中で互いに修正していきながら二人の生活の落とし所を見つけていくわけですが、男性が積極的にやろうと思わせるにはセックスというカードをそのときに使うべきなんですよ。結婚前はしなくてよいけど、結婚後はしないといけないわけですから、そのタイミングで使うことが二人の関係性を上げるのに一番効果的なわけです。目先の1年程度の性欲解消と50年の結婚生活の満足度とどちらが大事かということです。

 

さて、別にそんな男と結婚するなという話ではありません。

徹底的に元の奥さんの立場になって、離婚に至った原因を明らかにして回避するために何が必要だったのか、それはこれからの結婚においてどうするべきかを彼も私も理解し、実戦できるような下準備をするべきということです。