このブログは高機能女子向けで始まったわけです。それがver. 1です。
その後、間口は広がったわけですが、AIがこれだけ発展した今、学歴なしに高機能女子になれる時代になったわけです。それをサポートするために「私のらしさ」を始めることとしました。
ちょっと前までは高機能女子=高学歴女子だったのですが、近年、その様子が変わりつつあります。起業ブームがある程度落ち着いて、転職するのが当たり前になりつつあり、学歴に依存した新卒直後のキャリアだけでは決まらない時代になっています。
さらに日本の競争力低下を挽回するために事業形態や働き方がゆとりから、昭和のモーレツ社員とはまた違う別の働き方に変化しつつあります。
AIやロボットが既存の仕事をなくしていくという話はありますが、代わりにどんな仕事が求められるのかはまだぼんやりしています。ただ確実に必要なのはAIを使いこなす仕事です。
AIがやっていることはエンジニアリングで既存のエンジニアの仕事を効率よくやっているだけですが、スペシャリストにはまだまだ敵いません。でも、そのスペシャリストエンジニアのカバー範囲は限られており、さらにエンジニアリングをどう利用するかの事業の全体像の概念を考えるのはまた別の仕事です。
ここ半年くらいで、ノンコードでアプリまで実装する技術が発展しており、非エンジニアの一人のアイデアでビジネス構築をすべてできる時代になりつつあるわけです。
今後、ノンコードの作業はもっと楽になってくるでしょうが、それでも使い慣れるための勘所は鍛えておかないと身につかないでしょう。
さて、今ある代表的な生成AIサービスを以下に挙げています。
生成AIサービスで比較的使うことがあり得そうな有名なものだけでも、それだけで月7万円かかってしまいます。
これを分担ローテーションすることで、一つのコンテンツを作っていこう、作れるスキルを身につけようという話が今回の「私のらしさ」です。
ちなみにいろんなAIやデータベースをノンコードで組み合わせられるサービスはいくつかあって、その中でDIFYが出来ることが以下になります。
Difyをビジネスシーンで活用することで、以下のようなことが可能です:
チャットボットの作成:
- 顧客からの問い合わせに自動で応答するチャットボットを作成し、24時間対応を実現。これにより顧客サポートを強化し、人的リソースを節約できます。
AIバナー生成:
- 広告バナーを自動で生成し、マーケティング活動を効率化。これにより、広告制作にかかる時間とコストを削減し、広告キャンペーンを迅速に展開可能です。
Webページの要約:
- Webページの内容を要約するアプリを作成し、情報収集を効率化。情報の重要ポイントを迅速に把握でき、業務のスピードを向上させます。
CRMエージェント:
- 顧客管理システム(CRM)と連携し、タスクの自動化を実現するエージェントを開発。これにより、営業活動や顧客フォローアップを自動化し、効率的な顧客管理が可能です。
メールマガジン作成:
- 音声入力でメールマガジンを作成し、AIが文章を整えるボットを利用。手軽にコンテンツを作成でき、マーケティング活動をサポートします。
医学論文検索:
- 高精度の医学論文検索アプリを作成し、研究活動を支援。医学分野の専門家が必要な情報を効率的に検索でき、研究の質を向上させます。
Webスクレイピング:
- Webスクレイピングシステムを構築し、データ収集を自動化。市場調査や競合分析などの業務に必要なデータを自動的に収集し、分析業務を効率化します。
スライド自動生成:
- 記事URLを読み込んでスライドに変換するアプリを作成し、プレゼン資料の作成を効率化。時間をかけずに視覚的な資料を準備でき、会議やプレゼンテーションの準備をサポートします。
画像読み取り&計算:
- 画像からデータを読み取り、計算を行うアプリを開発。画像内の数値データやテキストを自動で抽出し、計算や分析を行うことで業務効率を向上させます。
ローカルLLMを用いたAIボット:
- ローカルで動作する大規模言語モデル(LLM)を用いたAIボットを作成し、特定の業務を自動化。データのプライバシーを保護しながら、カスタマイズされた業務サポートを提供できます。
これらの機能を活用することで、業務の効率化や自動化が進み、生産性の向上が期待できます。
ただDIFYには作業を始めるためのトリガー機能がないため、外部で用意する必要があります。その中で便利なのがgoogleのGASというスクリプトシステムです。それで何が出来るようになるかというと以下のようになります。
DIFY(Digital Infrastructure For You)とGAS(Google Apps Script)は、さまざまな自動化サービスを提供するための強力な組み合わせです。以下に、人の仕事の代わりになる可能性のある10個のDIFYとGASを組み合わせたサービスを挙げます:
自動報告書生成システム GASでGoogleスプレッドシートからデータを収集し、DIFYでそのデータを処理・分析し、定期的に自動で報告書を生成します。
カスタマーサポートの自動化 GASを使ってGmailと連携し、DIFYのチャットボットが顧客からのメールを自動的に応答・処理するシステムを構築します。
自動スケジュール管理 GASでGoogleカレンダーを操作し、DIFYのAIアシスタントが会議の調整やスケジュール管理を自動化します。
マーケティングキャンペーンの自動化 GASを使用してGoogleスプレッドシート上のマーケティングデータをDIFYに送信し、AIが広告キャンペーンの最適化と実行を行います。
在庫管理の自動化 GASを用いてGoogleスプレッドシートから在庫データを収集し、DIFYのシステムで在庫管理と発注の自動化を行います。
給与計算の自動化 GASでGoogleスプレッドシートから従業員の勤務時間データを取得し、DIFYを使って給与計算を自動で行い、結果をスプレッドシートに反映させます。
定期的なアンケート収集と分析 GASでGoogleフォームのアンケート結果を収集し、DIFYのデータ分析ツールで結果を自動的に分析し、レポートを作成します。
リードジェネレーションの自動化 GASを使ってウェブフォームのデータをGoogleスプレッドシートに保存し、DIFYがそのデータを分析して見込み顧客に対する自動フォローアップを行います。
人事評価の自動化 GASでGoogleフォームを使って従業員の評価データを収集し、DIFYのAIツールで評価分析を行い、結果を人事管理システムに自動的に反映します。
自動会計システム GASでGoogleスプレッドシートの財務データを収集し、DIFYを使ってそのデータを分析し、経費報告書や財務レポートを自動的に生成します。
これらのサービスは、業務効率化を図り、人的リソースの節約を可能にするものであり、多くのビジネスプロセスを自動化する手助けとなります。
こういった業務の自動化を勉強するのは、個人的には面白そうだからということ。それと将来的に就職前の大学生とかを対象とするので、これらができて、中小企業に入った時にDXのシステムを握ることができれば、クビにできなくて、かつ、いてもらわないと困る人材になれます。
中小企業における直近のDX取り組み内容の1位はホームページの作成。
— Go Kiritani / kubell 執行役員 (@go_kiritani) July 23, 2024
「DXをしよう」とサービス展開しているIT企業の感覚とは,かなり距離がある。
日本の企業の99.7%は中小企業であり,ここに向き合っていかなければならない。 pic.twitter.com/Gd6c4cbW2A
また、自分でビジネスを始めた時に外部発注をせずに自分自身でシステム全てを実装できるようになれます。
それでも、どうしたらいいかわからないと思うでしょう。そこで、「私のらしさ」では、まずは自分がしたいことを提案してもらいます。次にそれをどう実装できるかをみんなで考えることで可能にしていこうという話です。
よって、AIを使いこなせるスキルよりも、こういうことがしたいという希望の方が大事になってきます。
上記のDIFY x GASを見ながら、どんなことがしたいか、できそうか夢想してみましょう。
申し込みは以下のページの一番下からできます。