他人の不幸は密の味ということで、恋愛の話ではたいてい不幸話、不幸自慢で花が咲くことが多いですよね。
彼が浮気したとか、別れる別れないとか。
幸せで幸せでたまりませんなんて、のろけ話はほどほどにしておけよということが多いでしょう。
でも、不思議なことに恋愛モンスターでは不幸話より、楽しかった話の方が多いですよね。楽しかった話の数が多ければ多いほど、レベルが高いということでもあるからです。
さて、「別れる」についてです。
結婚する可能性を検討していたが、なさそうなので解消するくらいのつもりで使っているのでしょうが、現実的には、恋人ごっこ兼セフレの契約をしていたが、契約解除することにしたの意味でしかないことがほとんどでしょう。
別れるの一言で、会いもしなければ、会話もしない関係になることがほとんどであり、友達どころか、知り合い以下の関係なんですよね。
じゃあ、なぜそんなことになるのかというと、
女性側の理由としては、複数の男性と性的関係にあることがオープンな女性は結婚相手として選ばれない、選ばれにくい、つまり、市場価値が低くなるからですよね。
自分の市場価値を少しでも保つために、私は他の男とセックスしていないよアピールする必要があるわけです。
一方、男性側は複数の女性と性的関係にあっても別に困りはしないわけですが、一人にコミットしていないことがばれると女性が逃げて行きやすいのと、他の男、とくに知っている男とセックスしていた女と結婚することは格が落ちるので、誰と誰が付き合っていたという情報はオスとしては非常に重要であり、それゆえに女性は別れたらできるだけ絶縁状態にしたいわけです。
しかし、恋愛モンスターであれば、そのような問題とは無縁になります。
そもそも付き合ってもいないわけですから。
逆に結婚前に仲良かった異性はセックスしていないことがわかれば、配偶者もむしろ喜んで受け入れてくれるんですよね。
なぜかというと、結婚前に彼女とセックスしようと試みたが失敗した男と、結婚してセックスできた成功した男というフレームがあるので、夫の方が格上の構造になっているため夫側の男性も受け入れられるからです。