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「恋愛 信頼」でGoogle検索1位(2020正月)の最高の幸福感を得られる方法

年をとることのメリットとは

Perfumeのあ~ちゃんが、のっちが34歳になりました。みきこ先生も言っていたけど、年をとるってどんどん人生が豊かになって楽しいなと実感しています。

 
と言っていました。
 
世の中にあるレジャー、ファッション、イベントはほとんどが20代女性が楽しめることを前提に組まれています。それは恋愛とかセックスとかに対する欲求や導線を織り込んでサービスを提供する方が客やファンを取り込みやすいからです。
 
実際、普通のおじさん、おばさんはフェスではほとんど見かけませんし、身のまわりのおじさん、おばさんもそういう遊びはほとんどしません。せいぜい山登りくらいです。
 
昨日も書いたように人と人の関係も仕事以外ではどんどん疎遠になっていき、一部のアウトロー的な人や変わった人以外は若者が遊ぶような場所に顔を出しません。
 
そういう人に外に出るように誘っても、いや、楽しそうだけど私にはとか、それは無理とか、ついていけないとか、そんな元気はないとか、ネガティブな意見と共に断りの言葉が出てきます。
 
毎日毎日、仕事と家という金太郎飴のような生活をしていて何が楽しんだろうと見えるわけですが、数少ない趣味を淡々と楽しんでいるくらいが実情です。
 
外へ外へ、上へ上へと人生とアップグレードできるような人だけが年を取ることで人生を楽しめているんじゃないのかとも思わせるわけです。しかし、それでも、若さがなくなっていることには変わりはないわけです。
 
女の子ならもうちやほやはされないし、男も若い女からは本当の意味では見向きもされなくなります。
 
それでも楽しいと言えるのは何故かというと、
 
視野の広さと、それゆえの選択肢の多さの違いです。
 
若い頃というのは、将来の夢に向かって頑張り続けているときだったり、逆に親ガチャや進学に失敗してすでに人生に絶望しているときだったりと色々でしょうが、共通するのは、人生の成功という形が存在していると思い込んでいることです。
 
成功への階段は表に一つしかないと思い込んでいることです。
 
年を取ってわかるのは、階段は他にもたくさんあるし、裏通りを時間をかけて上がることだってできるわけです。
 
ただその階段を登るきつさも味わっているので、楽な階段を上がったり、登るのを諦めていたりするだけです。
 
あっちがダメだったけど、今度はこっちを登ろうとしている人が、年を取っても、取ったからこその楽しみ方がわかってきたと言うわけです。
 
 
人はびっくりするくらい成功の形に対して、固定概念が固まりすぎています。
 
社長にならないといけない、教授にならないといけない、事業で成功し続けないといけない。そういう何が成功かの固定概念が強すぎて、成功と失敗の線引がきつく、かつ、成功する人は10%もいないので、それが少数派だと思いこんでいます。
 
しかし、年を取ってわかるべきことは、周りの評価じゃなく、今、目の前にある自分のやりたいことをいかにやりきるかということです。周りの価値観じゃなく、自分の価値観を持ち続けられるかです。それに対する集中度、その積み重ねが新しい階段を自分の目の前や、身の回りにつくってくれるわけです。
 
それはお金にならないような遊びでも良いわけです。大事なのは集中度です。
日本でこれにこれだけ熱中してやっているのは自分だけだろうと思えるくらい熱中し、集中することです。日本で一番が事実である必要はありません。
 
それで色々遠回りしていいわけです。でも、それを積み重ねることで、大人になり、年を取ったとき、それに意味があったことをはじめて気付けるようになるわけです。