何でもそうなんですが、私にはこれがないから無理。あんな風にはなれないとかいうぐちを聞かされることがあります。
自分だって、それなりの経験がないからそれは無理かなと思うことは結構あります。
でも、成功している人は、確かに努力はしているし、場合によっては才能もありますが、それは才能以上に努力している場合で、才能の方が努力より勝っている場合は成功しているようには見えません。
さらにいうと、結果として成功していても、そんなに努力しているように見えない人もいます。
先日、聞いた話ですが、あるれんモスの弟さんはシングルマザーの母に育てられて、高校生まではかなりぐれていて成績も悪かったそうです。
母はスーパーのパートしか出来なくて、月収13万。それで、子供5人を育てないといけない状態で、自分のお金は自分で稼ぐしかないという状況です。
高校卒業後、今の仕事と全然関係のない専門学校を卒業した後、別の専門学校で住み込みしながら、掃除や事務手伝いなどをして、同じ学校の夜間部に通っていたそうです。
そうやって、勉強して彼は公認会計士になったそうです。
公認会計士は年収1000万程度で普通は帝大レベルの大学を卒業しないと無理くらいの職業です。それに貧乏から脱したいという一念でなったのですが、言うほど楽ではなかったはずです。
世の中の事業の9割は10年もたないといわれています。しかし、新しいことをしないと成功しないのも事実です。創業100年の和菓子屋も、100年前に新しいことに取り組んで、さらに時代に合わせて新しい商品に取り組んでいたから続いているわけです。
誰もやったことがないことをするというのは、人生の成功そのものですが、何々がないから無理という案件はまさに、何々がないのにできたという誰もやったことがない成功体験のチャンスなわけです。
人は絶対成功しそうだという案件に興味を持ったり、応援しようとは思いません。
えっ、ちょwwww、そんなん無理やろ!という案件にこそ夢を見て、お金を投資するわけです。それは決してリターンを期待して入れているわけではありません。
夢を買っているんですよ。
そんなん無理やろという道を、いや、行けますよとしらっとした顔で行く人に夢をかけるんです。そんな人は、それは無理、あれは無理とか泣き言もぐちもいいません。
まぁ、なんとかなるっしょっと前進することしか考えていません。