オリンピックの卓球混合ダブルスで金、女子シングルスで銅メダルを取った伊藤美誠ですが、彼女の生き方はとても参考になるところがあります。
まず、人生の成功は何だったでしょうか?
それは他人が体験していないことを体験することであり、かつ、できるだけ愛する人の数を増やすことです。
どんなスペックでも、どんな家庭環境でも、この法則は変わりません。
決して、お金や地位や勲章やセックスした異性の数ではないわけです。
伊藤美誠に当てはめてみると、
彼女がここまで強くなれたのは、ひとつは人と違うプレイスタイルを常に研究し、貫いてきたからです。
他人と同じことをしようとする姿勢に成功はありません。
テンプレに乗ろうという姿勢はわざわざ失敗確定路線に乗るようなものなのです。
次に卓球以外のことは家族や協会にアウトソーシングできています。
出来る限り、自分がすることを減らすというのはクリエイティビティーを発揮する上でとても重要です。
最後に一番楽しいと思えるものに取り組み、どんなときもそれを楽しもうという姿勢を持つことです。彼女が試合中に笑顔を見せた時、そのパフォーマンスが上がっているのがわかると思います。
これを一般的な仕事に落とし込んで考えてみると、ワクワクするようなことから優先して取り組んでいくということです。自分の時間は有限です。今そこに課題があるからとか、今そこに物が揃っているからといった理由で優先順位を変えてはいけません。
今、それが一番楽しいかどうかでやることを決めていくことこそが一番効率よく物事をすすめてくれるわけです。
その中で、いろんな人に関わっていけますから、それをひたすら広げていくことです。
伊藤美誠の場合、結果が出ているからこそその人脈もすごく広がっていますが、自分の名を売るというのは一番効率が良い方法ですね。