モテない男(女から信用されない男)ほど哀れで愚かな生き物はないのですが、さりとて、それで追い詰められたら意味不明な行動を取るのがオスなわけです。
マウスも酔っ払うと仲間を皆殺しにするわけです。これはオスの攻撃性を象徴していますが、格という点でいうと、童貞のオスマウスはメスマウスと性行動しているオスマウスを攻撃して、ときに殺すこともあります。ここに妬みや僻みの感情がどの程度含まれるのかはわかりませんが、外から見ると、格下である状態に攻撃で反撃しているような構造があります。さて、人間の場合はどうでしょうか?いくつか例を挙げていきます。
戦国時代、負けが確定した武将は大抵自害しています。
敵の下っ端になぶり殺しにされて、手柄を取られるくらいなら、自分で死んだ方がマシだというオスの格を守るための行動です。
また、時期は調べていませんが、妻が浮気をすると、浮気相手と妻をその夫が殺すか、さもなくば、その3人共処刑という時代もあったようです。これも、侍としてのオスの格を守るためにあった法律です。
明治時代になると、その流れで女の浮気は犯罪であり、女性のみ姦通罪があったりしました。これも女性が悪いというより、結果、パートナーのオスの格が落ちるのを許せないという発想です。
イスラム教の国では妻が不倫をすると、石打の刑にして処刑します。これも同じですね。
オスにとって、結婚と仕事は格を決める上で一番大事なファクターなのですが、結婚してそこのオスとしての格が決定したはずなのに、妻に浮気されて格が落ちるのは許せないというわけです。
問題は、これらのアホなルールが社会でちゃんと受け入れられていた点です。
つまり、多くの男がそれも仕方なしと受け入れてきているから成り立っているわけです。
二人の心がどれだけ通い合っていたかよりも、不倫の事実があるだけで死ねという発想です。もちろん、不倫するくらいだから、夫婦の心は通い合っていなかったんだろうということですが、それは夫側の器量の問題もあるわけです。でも、そこは触れてほしくないというところでしょうか。
要するにほとんどの男は本当に愛することがどういうことかわかってないわけです。
そして、どうやったら、妻が浮気をしないくらい引き付けられるかもわかってないわけです。
そこをクラブで説明していきます。
続きはクラブで。