昨日は渋谷のアトムというクラブで数年ぶりに午前4時まで踊っていました。
入場者数が1800人で、週末価格で午前0時前なら男性3900円1drink、女性500円2drinkなので、ざっと計算すると、1日の売上は500-700万円くらいで、月だと1億くらいでしょうか。これだけ固い売上が上がるならそりゃいっぱいあるはずです。
アトムはナンパ目的多めで、初めてでも楽しめるAll mix中心のチャラ箱というイメージですが、実際は5FメインでアレンジしたメジャービックルームEDM、4Fでちょいシティーポップよりのダンスナンバーか、ヒップホップ、1FでJPOPという構成で、なくなったVISIONやAgeHaに近い楽しみ方ができてよかったですね。名古屋のIDとか、大阪のgiraffeに近いしくみです。
5Fとかは、案の定、強めのナンパが横行していましたが、意外だったのが1Fでの男女のムーブです。たしかに序盤はいかにも初めてクラブきましたみたいな女の子たちがナンパされていましたが、時間が経つにつれて、常連の子たちがいろんな組み合わせで絡んでいるわけです。
DJは一晩で3回くらい出演するのですが、特定のDJのファンの子たちベースにコミュニティーができているわけです。実際、自分もラスベガスのTシャツを着ていたせいで、女の子に話しかけられました。そのDJさんが好きらしいので。
これは昔書いた2つの条件が整っているわけです。クラブに行くだけではだめで、それプラス特定のDJさんのファンという2つの条件が揃うことで話す意味が出てくるわけです。
もちろん、若い子向けのクラブなので、おそらく年収は300万いくか、学生くらいしかいないのですが、フェスでもたまに見かける知らない男女で肩組んで飛び跳ねるといったことが自然発生しているわけです。
本来、ナンパばかりでコミュニティーができそうもないクラブという環境でそれができていたのが新鮮でした。そして、AgeHa以来のクラブで、コロナ以降、本当に久しぶりにみんなノーマスクのクラブで遊べて、めっちゃ楽しかった。
今回の体験で得られた教訓は、2つの条件に加えて、定期的に集まってくるというしくみがあると最強ということでした。
自分の身の回りだと、テニスサークルとか、月イチの肉会とかもその要素がありますね。