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BREAKING DOWN がうんだ新しい詐欺の形

BREAKING DOWN がうんだ新しい詐欺の形

今後、コンテンツリッチなサービスだと出来てしまう詐欺の形があるので注意喚起で書いておきます。

 

今はAIを駆使すれば、プログラミング知識なしでもアプリが作れる時代です。知り合いの個人向けコンサルやってる人はこれからは独自アプリの時代だと言っていましたが、日常的に使わないといけない理由がない限り、独自アプリだとすぐに開いてくれなくなりそうですが、どうなんでしょうか。

 

さて、なかなか恐ろしいスキームだったので紹介していきます。

 

 

まず、コンテンツリッチな課金アプリを作成します。

そのコンテンツはWebやYouTubeの使い回しに少し色をつける程度で構いません。サブスクサービスとして、アップルやGoogleに申請しておきます。今回の場合、BREAKING DOWNの裏側が見れますというアプリで年会費9500円です。ほぼコンテンツがないバンドのFC年会費が3500~5000円くらいなので、ある程度コンテンツがある分、9500円は別に高くはないわけです。だから、審査も通ります。

つまり、人気があろうがなかろうが、ある程度、コンテンツリッチなものを作れば、サブスク会員の設定が可能になるわけです。

でも、アプリの場合、アップルがそのうち、2850円取っていくので、アプリ側も忸怩たる思いはあるわけです。

 

最近、Fortniteがアップルとケンカして独自サイトでの課金をしようとしたら追い出されそうになって、裁判になった結果、独自課金を認めるような判決が出ていたので、今回もその流れにあったりします。

 

で、それとは別にYouTubeやWebで、サービスや物品を売ります。

その時にアプリ会員と同時に入ると、安くなるといって売り込むわけです。例えば、一般チケット3300円が1000円近く安くなるという感じです。

アプリ会員は年会費9500円ですが、お試し期間の10日以内に退会すれば、9500円はかかりませんというわけです。

 

そこまで強いファンじゃなければ、安い方でいいかとそれを申し込みます。すると、長々しい同意書のボタンを押した末にコンテンツにアクセスできるわけです。

で、10日以内に退会しようとWebの中を探すのですが、それは見つかりません。

 

そりゃそうです。アプリ会員になるのを了承したわけですから、アプリをダウンロードしないと退会ボタンには辿り着けないのです。

 

で、アプリをダウンロードします。そこで、同じメールアドレスとパスワードを入れると、同意したアカウントに入れて、アカウントの状況を設定画面で確認すると、VIPアプリ会員にすでになっています。これは、9500円払って、アップルが2850円ピンハネする会員と同じ資格なのですが、最初、次回課金の日時が10日後の9月11日になっていました。

 

ちなみにBREAKING DOWN9本編は前回ABEMA TVでの有料視聴でしたが、今回から独自サーバーからの提供になり、当然、少し繋がりにくくなっていました。コメントでは見られないというのもあったので、太い回線じゃないと待機時間が長くなるようでした。

それを9/1に買ったのですが、なんと9時間のコンテンツで9/2の23時59分までという鬼仕様。1時間くらいのコンテンツで短いアーカイブ期間はたまにありますが、9時間ですからね。必死で見続けました笑 尚、前半の3時間くらいはYouTubeで無料公開されているのですが、9/2の締切がそこも含むのかどうかは記載されていません。

 

さて、見終わったところで、アプリの解約ボタンを押したのですが、9/3に押したにもかかわらず、9/11に退会処理しますと出てきます。



9/11に次の課金ですという表示から9/11に退会処理しますに表示が変わったわけです。これ、11日にならないとどういう処理がされるのかは分かりません。

 

さて、アプリなんですが、この課金はアプリ内じゃなくて外でされています。Webを介してStripe のサービスを使っているようです。

Stripeは自分も使おうとしたのですが、ブログにセックスという言葉が出過ぎていて通りませんでした笑 同じ理由でアフィリエイトも通りません笑

 

つまり、独自サーバーコンテンツをWebでStripeを介して販売して、それにアプリ会員の会費払いを紐づけているわけです。

 

アプリに不当に課金させられた場合、アップルに文句を言うと返ってくるのですが、今回はweb課金なので、それはできません。

 

要点です。アプリ会員とセットで安く売ることで、解約忘れを狙って年会費として多めに取るビジネスが成り立つわけです。

 

それを避けるためには

アプリを探さないといけない。

アプリで退会ボタンを探さないといけない。

しかも、退会日時を課金日時と同じにしてくる。

アプリと課金サービスは別のサービスなので、退会と課金の日時がずれるのは仕方ないという言い訳を用意してくる。

 

これらをクリアしないといけないわけです。

で、何をしたかと言うと、Webに登録しているクレジットカード情報を存在しないカード番号に変更しておきました。最後の2桁をいじると通る番号が探せます。あとは名前とか有効期限を出鱈目にしておきます。

 

とにかくアプリ会員とセットで販売しているサービスに気をつけましょうという話でした。