恋愛モンスター

「恋愛 信頼」でGoogle検索1位(2020正月)の最高の幸福感を得られる方法

親の逆張りをするのが男の子

親の逆張りをするのが男の子

オスの格意識で、最初の競争相手は父親になります。

母親の愛情は通常、夫よりも息子の方に行きますから、そこで父親には勝っているわけで敵ではないわけです。

 

父親からも愛情は注がれますが、そこには俺を越えてくれという願いがあります。

 

なぜ、そんな願いがあるかというと、父親が男社会でルーザーだからです。

 

というか、男で勝ち組と言えるような人生を送れる人は稀なので、父親は常にルーザーなんです。

 

だから、父親は自己分析して、自分が一番うまくいかなかったと感じたところを何度も何度も息子に言い聞かせます。

 

同じ轍は踏むなよと。

 

 

男にとって、父を越えないといけないというのは、仕事とか、結婚とかを意識するずっと前からの命題なわけです。

 

そのために準備しているとさえ言えます。

 

その時、父親と同じ道を同じように進むのはかなりの確率で避けられます。

 

というのは、それで父親を越えることは可能かも知れませんが、全く同じ方法で越えるのは父親の人生は無意味であったというディスりになってしまうからです。

 

例え、同じ道であったとしても、違う方法でいくという決断がなされます。

 

 

これを大きくみると、真面目な父親の息子はグレやすいし、不真面目な父親の息子はセーフティーで無難で真面目な生き方を選びがちです。

 

これが子育てでどう働くかというと、母親の生き様が子供にとってのガイドラインになるということです。

 

父親と逆張りをするとして、どう逆張りするかというのがあるわけです。

 

母親が父親と同じ路線だと逆張りにならないので、真面目な夫婦の子供は路頭に迷って、グレたり、ニートになってしまうわけです。

 

一方、母親が父親とキャラがだいぶ違う場合、子供は母親の生き方を模範とします。父親と違う生き方で最初に目にするのが母親だからです。

 

つまり、夫と自分のキャラがかなり異なる場合、息子は母親の生き方考え方にかなり寄ってくるということです。

 

一方で似たもの夫婦だと息子は無軌道に予測不能な行動を示します。

 

つまり、真面目に寄せたかったら、父親はいい加減でアバンギャルドな生き方をして、妻が真面目路線をするのがベストなわけです。

 

逆に自由でクリエイティブな子になってほしいなら、夫は真面目だけが取り柄みたいな男で、妻がクリエイティブになればいいわけです。

 

前者の場合、仮に道を踏み外しても父親の例があるので、父親ほどではないかと安心できますが、後者の場合、そういう例がないので、外の男たちを参考にする必要が出てきます。

その意味で、息子は知らない男性、特に年配の男性にいっぱい出会って、いろんな価値観を吸収することが大事になってきます。