
朝ドラのあんぱんでは、亡くなったやなせたかしの人生を描いています。
普通のドラマではあり得ないヒロインが別の人と結婚するという展開ですが、史実なのでそうしているのでしょう。
ドラマは今、大東和戦争に若者が飲み込まれているところが描かれています。
出てくる人たちは将校候補とかではなく、一般兵なので、犬死に近い形で亡くなっていきますが、戦争全体を見ると、国を守る、家族を守るという大義を胸に亡くなっていくわけです。
実際は、黄色人種への人権無視の差別を無くしたという意味でそれ以上の価値はあったのですが。
あの戦争で亡くなったのは220万から310万人で、およそ4.3%の人になります。
クラスに1人か2人ですが、実際は若者が多く、20代が50%程度だったので、20代男性に絞ると死亡率は20%ほどになります。5人に1人は亡くなっているわけです。ds
この人数だと、知り合いで亡くなった人が1人もいないあり得なくて、下手したら半分近く亡くなっていてもおかしくありません。
また、実際に戦場で目の前で仲間が死んでいくのを目にしているわけです。
昭和の時代、総中流社会、銀行の金利が7%の時代があったのは、韓国での戦争の特需に乗れたからというのはよく聞く話ですが、死んだ仲間の顔を思い浮かべながら、生き残った自分は何をするべきなのか。あの苦しみに比べたら、モーレツに働くことなど屁でもないという思いがあったからかもしれません。
死ぬ気で働くなんて、当たり前だったわけです。
仲間は本当に死んでいるわけですから、それに比べたら泣き言なんて言っているわけにはいかないという思いがみんなにあったはずです。
「何のために生まれて、何をして生きるのか」はやなせたかしが作詞したアンパンマンの歌詞ですが、戦争から帰ってきた人は皆心の中で思い、子供や孫に囲まれて亡くなれる幸せを噛みしめていたと思われます。
さて、現代の我々に立ち返って考えてみます。
日本の生産性はズルズルとダラ下がりの状態です。あるのは、過去の歴史くらいでしょうか。
鎖国を200年もしていたおかげで、他国との交流なしに社会が成り立つ文化になったのはいいですが、色々と非効率になってきているのも確かです。
最近は特に科学研究費を10%も削って、老人、外国人にお金を回しているわけですから。
日本が再度、輝くには一度、インフレで焼け野原になるしか再生の道はないというのが大筋ですが、インフレ自体は先進国全部が抱える問題です。老人に偏りすぎたお金を若者に回すには、消費税とインフレしかないからです。政治的に無理なら、市場で調整するしかないということです。
で、その中で再度立ち上がるには周りに合わせる国民性だけではだめで、その原動力となる戦争による死がセットになる可能性があります。
そういう匂いがプンプンしませんか?
そうならないためには、一人一人の生産性、創造性を上げるしかありません。
それと戦争になった時、後方支援として重要な役回りの技術を身につけておくというのもリスクヘッジではあります。
看護師、医師、薬剤師、ドローン操縦、電波妨害系ITスキル、整備士、物流関係、電気関係、料理人などです。