ちょうどアメリカの金利が下がって来ていますが、石破首相になって、円高が進み、まだチャンスはありそうなので紹介しておきます。
相続税では、法定相続人x500万円までの保険は相続税の対象にならないため、相続税対策の一丁目一番地は保険になります。
その際、アメリカの10年債で回すものがあり、4%台の固定金利であるのと、保険に入ってから3年目くらいに受け取り金額がマックスになるものもあります。
これは4%の金利はアメリカが設定したもので変化がなく、余命から期待できるリターンが計算できるから設定出来ているわけです。例えば、79歳の女性が入っても、死ぬ期待年齢は89歳。その頃の金額を82歳くらいから受け取れる設定で、89歳を過ぎて長生きするほど利幅が減っていくみたいなイメージです。
親が病気持ちでも入ることができるものもあり、50歳から入れるものもあります。50歳とかだと3倍くらいに増える商品もありますが、平均余命が30年と考えると微妙なようでいて、案外悪くありません。確実に年利4%で、早期に亡くなっても結構な倍率で増えるからです。親が50歳越えていて、条件としてその3倍の保険がいつからおりるか調べてみると良いかもです。ちなみに年利4%で30年間だと3.24倍になります。
普通に余命あと10年くらいで入ると、およそ1.7倍くらいに増えて返ってくるので、あまりインフレしない日本ではリスクは少なめになります。
残りのリスクは、アメリカが潰れることと、円高です。
アメリカが潰れる時、日本も潰れているので、どんな金融資産も意味がないのであまり考える必要はありません。
あとは円高です。140円で入って、86円とかだとギリ損するとかですが、円高は長期的にみると日本の強さでもあるので、10年でそんなに強くはならないし、むしろ、弱くなっている可能性の方が高いです。仮にそれだけ日本が強くなっているなら、ご祝儀と思って、喜んで損してもいいよくらいの気持ちでいればいいです。
ドルが何円になったら、損になりますというのは契約の時に教えて貰えます。
親が行きやすい比較的大きな銀行なら商品を紹介してもらえるはずなので、聞くとよいでしょう。
相続税率が変わるのは、1000万、3000万、5000万、1億、2億、3億、6億なので、その境目近辺なら保険で一気に減らして税率を10%か5%落とせるわけです。