相談の文が長かったので一般化してまとめてみます。
相談者はアラサーで転職が多かったこともあり、仕事上で特別なスキルはなし。
結婚願望もあるし、子供も欲しい、でも、海外で1,2年働いてみたいという人です。
現在、ビザは取れて、その資格はあります。あとは世界で自粛が明けたら行くだけの状態。
れんモスは10人くらいいるのですが、結婚を視野に入れた場合、3人くらい候補がいます。
れんモス松 同年代理系非モテ男子 200時間ほどでほぼ毎日連絡を取り合っている。友人や趣味はそれなりに充実している。
非モテコミットしているくせに酔っぱらうと、結婚前に付き合ったり、同棲したりしたい(=セックスしたい)と本音を言います。告白に対応する返しをすると、引き返せるようにというのですが、こちらはそれだと一生会えなくなるから嫌だと何度も伝えてはいるそうです。
れんモス竹、梅 10歳ほど年上で、こちらのやりたいことに同意してくれているし、将来やりたいことをサポートできる環境も持っています。
恋愛テンプレ脳的には、れんモス松と結婚したらいいじゃんという感じですね。
なお、本人はもっとれんモスを増やしたいと思っています。海外に行くことに関しては強い気持ちがあります。
このれんモス松は非モテコミットしている割にプロポーズはしてこないんですよね。それは彼女が海外に行きたいというのを知っているからというのもあるのでしょうが。
日本の転職市場は35歳で閉まってしまいますが、結婚してキャリアを追いかけないのならそこまで気にしなくてもやっていけるでしょう。
選択肢は4つです。
海外に行かずにそのまま結婚する。この場合、れんモスを続けるので彼がプロポーズを言ってくるような何らかのアクションは必要です。
海外に行かずにこのままれんモスを続ける。特にアクションをしない場合ですね。
海外に行って、帰ってきてかられんモス松と結婚する。
海外に行ったら、松とは結婚できずに竹か梅か別の人と結婚する。
竹と梅は海外に行っても待っておくと言っているので結婚はできそうですし、本人も結婚したくないわけではありません。
もし、仕事上のスキルがあるなら、海外に行くこと一択でしょう。それが結婚前だろうが、後だろうが、行ったほうが良いです。
しかし、今回のように特にない場合は、行ってもいいのですが、その代わり全力でコミュニケーションをとる算段を立てておくべきです。日本でいうところのコンビニで働いている東南アジアの人よりもはるかに低い人材として行くわけですから、できる仕事は限られています。ボランティアでの派遣の仕事があるらしいのでそれをするつもりといっていましたが、得られるものは英語力だけなので、そこはかなり力を入れるべきでしょう。特にアラサーだと記憶力も落ちているので。
れんモスを増やすという意味ではその海外で増やせればベストです。
行かずに転職を目指すにしても、やはりそこでスキルを磨く必要はあります。その意味で、行って向こうでスキルを磨きながら英語も研鑽するのがベストではあるわけです。
とすると、焦点はれんモス松君が待ってくれるのか、待つ気があるのか、そもそも本当に結婚する気があるのかということになります。
この中途半端な状況で必要なのは、私が結婚に値する女性、もしくは今以上に価値ある女性になるしかないですよね。そうすることで、松君と結婚できなくても、ほかの道が拓けるからです。
つまり、やるべきことは帰国後に何をするのか何を売りにするのかを決めて、そのために海外でどんなスキルや人脈をつくるべきなのかに全力で集中するというということが大事であり、幸い自粛ですぐにはいけませんから、今のうちにその助走を英語力とともに鍛えることですね。