これは組み合わせの問題でもあるので、それぞれ分けて考えます。
つまり、できた親とできなかった親、できる子どもとできない子どもの2x2の4タイプに分かれるわけです。
典型的な毒親はできなった親が、子供に希望を託して、あれこれ注文を付けていくのですが、その子供がそこまでできるわけじゃないと無理難題を押し付けられている状態となり、子供ができないことに親がヒステリーを起こし、子供ができない自分の自己評価を下げてという負のスパイラルに入ってしまうパターンです。
親は恋愛感情と同じで、そこに存在しない理想の自分の子供像をぶつけてきて、そのギャップに子供が苦しむというわけです。
で、これが一番の典型パターンになる理由は、できない親がそもそも何をしたら子供ができるようになるのかわかっていないということです。
自分が失敗してきたから、そうならずにこうすればよいはずだという過去の反省をできるかできないかに関係なく子供にぶつけるからなんですよね。
これに似たパターンとして、できる親とできない子どもの組み合わせがあります。
この場合、親が自分の成功体験を無理やり子供に押し付けるから結果同じことが起こるわけです。
逆パターンとして、できない親とできる子どもがあります。
この場合、子どもがよりできる子だと、自分でどんどんやれてしまうので、親がやるべきことは邪魔しないことであり、子供にできるだけ豊かな環境を与えることなのですが、できる大人のサポートや競争相手の確保は必要なので、たまたま行っていた塾がよい塾だったというようなことがないと子どもの才能が活かされないということも多々あります。
でも、親は自分たち親子がこのパターンにはまっているかどうかはわからないわけです。
ということは、先入観を持たずに常にいろんな可能性に触れさせるという姿勢が大事であることが分かります。
最後にできる親にできない子どもというパターンです。
東大医学部の子供が東大医学部みたいなパターンです。
これも基本的には上と同じなのですが、実はすべてに共通する必要なことがあります。
それについてクラブで説明します。
続きはクラブで。