ようやく通常モードに戻れました。
熱はウイルスを倒すために上がっているので、解熱剤は飲まず、タミフル2日分だけ飲んで、あとは正月に家族がなった時ように取っておくことにしました。急患センター行って、さらに感染するとかありえますからね。
最近、チャリチャリをよく使うのですが、裏通りを走っていると、ちょいちょい豪邸を見かけます。フロントに駐車スペース3〜4台分あって、6Lか7LDKはありそうなでかさだったり、要塞のように窓がないコンクリの高い壁に囲まれた構造だったり、高い塀に広い中庭構造だったりです。
凄いなとか、羨ましいと思うのが人間ですが、本当にうらやましいかどうかは中を見ないとわかりません。
昔、祖父の家がものすごく大きい家で中に家政婦さんの部屋とかもあったのですが、大きすぎて、半分つぶして駐車場にしたくらいでした。それでもよくわからない部屋がたくさんあったり、よくわからないおじさん(実は親戚の人だった)が住んでいたりで、子供たちでかくれんぼしていたくらいでした。
でも、実際にいるのはほとんどリビングなんですよね。でも、そこが狭かった。8畳くらいしかなかったけれど、掘りごたつとテレビがあったので、みんなそこに集まっていました。
今の家も、家族それぞれ自分の寝る部屋があるし、そこで勉強とかするスペースは十分あるけど、寝る直前までほぼ全員リビングで過ごしています。勉強もダイニングテーブルで勝手にやっています。
うちは家族4人フラットな関係なので、どの方向にも怒ったり笑ったり突っ込んだりして会話しています。
そうすると、4人がある程度プライペートスペースを保ちつつ、壁がないみたいなスペースが一番心地よかったりします。ほぼ何もないけど、ちょっとした作業ができる机やテーブルがあるだけ。一人6畳くらいの空間を占有しながら、外の音もほとんど入ってこない状況で、アメリカのテレビドラマのように壁のない4つの部屋みたいなリビングで話をします。
アメリカも含めて、今までいろんなところに住んできましたが、今が一番心地よいです。
アメリカのときは今よりもずっと広いキッチンとダイニングとリビングでしたが、広すぎたのもあって、リビングの居心地があまり良くなかったからむしろ、隣の個室にいることがほとんどでした。
同じように何もないリビングだったのですが、最低限の作業ができる机がなかったんです。
つまり、居心地の良いリビングって、家族の人数分、それぞれがずっと作業や勉強をすることができるプライペートスペースの寄せ集めみたいな構造が理想なんだなと気づかされました。そういう目でモデルハウスのリビングを見てみると、作業とかできなさそうなでかいソファーがあって、あとはお洒落な装飾物や構造にはなっているけど、勉強スペースになるようなところが確保されてないんですよね。
ちなみに食事のとき、ダイニングテーブルは勉強机になっているため使いません。正確には、使ってなかったから勉強机になったのですが。
じゃあ、食事はどうしているかというと、キッチンの洗い場がアイランドキッチン風にセンターにあるのですが、その向かいに引き出し式の小テーブルがあって、そこで作っている人と向かい合って、まるで屋台のラーメン屋みたいな感じで食事しています。
食事が終われば、食器を前に出せばすぐに洗い場で効率的。それでいて、つくっているときからシームレスにそれこそ屋台の距離感でおかわりしたりして、お母さんが一人キッチンで作業する時間が短くなります。
もし、リビングを設計したり、選んだりする機会があるなら、みんながそこで作業できるようなスペースを確保できるような形を模索するのをお勧めします。
ちなみにそのリビングにはホームシアターも作っているのですが、あまり見ないですね。紅白のときにみんなで見られるといいのですが。
ちなみにうちは豪邸じゃないですよ。改築して壁を壊して、三つの部屋を一つのリビングにしたんです。