先日、ミオヤマザキのライブに行ったのですが、まぁ、恋愛テンプレ脳の行く末を歌詞にしたような歌を歌っているわけです。
たとえば、西野カナとか、EXILE系とか、エイベックス系などほとんどの歌手は恋愛テンプレ脳全開の歌詞なわけですが、ミオヤマザキはその結果、どのような絶望を味わったかを歌詞にして一部で共感を得ているわけです。
Youtubeがないので歌詞だけ挙げると、
Hのすすめ
あと強烈なのはこれとか
ミオヤマザキ デビューシングル「民法第709条」
ミオヤマザキ 『女に浮気がバレる26の法則』
ミオヤマザキ 『メンヘラ』
なんか、歌詞の内容が強烈だから、最初は気付かないのですが、歌唱スキルが相当高いんですよね。
歌詞を伝えるためにややラップ調の歌を歌っているのですが、パッセージのスピードがかなり速くて、すぐにはまねできない上にロックの衝動性が見事に表現されていて、ここ最近出て来たロック歌手の中では、その歌詞の痛々しさも含めてただの色物ですませられない逸材なんです。
で、そういう歌詞を聞いていると、周りの女の子が「いえてる~」とかいっているわけです。
たとえば、元彼が自分より幸せなのが気にくわないとか許せないとかあるわけですが、これって、結局、自分がゴミ以下の存在であるように感じるからなんですよね。
ここで言っているように彼氏は実質セフレであり、結局、生涯にわたって自分のことを案じてくれるような関係ではないし、そういう要素が少しでもある知り合い未満のゴミのような関係なわけです。そのゴミに捨てられたり、仮に自分から振ったとしても、よいように肉便器として利用されたあげく、自分の市場価値も、自己評価もおとされた相手な訳で、それこそ自分が使い捨てのゴミのように感じるんですよね。
これ、本来なら、幸せになって、良かった、安心っているのが本来の人間関係なわけです。
他の人はわからないけど、自分の知っている人が幸せに生活できているなら、本当に良かったと考えたり、感じるのがね。
で、そういう周りの反応や歌詞を聞きながら、君らの悩みの答えは全部ここにあるのにと思っていたのでした。