羨ましいにもいろいろあります。
ネットで月収数百万の人とか、同期で出世した人とか、同級生で社長とか、若い美人と結婚しているとか、イケメン一流社員と結婚しているとか世間的には色々あります。
恋愛モンスターならレベルが数十の人とかでしょうか。
レベルが高くなると、彼氏や彼女がいるとかはモテない人なので、特に羨ましくはないですが、上には上がいるので、高レベルの人の付き合い方に羨ましいとか、果ては自分を顧みて、自己肯定感が下がるとか、場合によっては、そういう人が憎いとかいう人までいます。
こういうときにどう考えて、どう対処するかです。
稼いだ金額など、ある基準を決めると、上には上がいるし、下には下がいます。
時代によって価値観は変わっていくので、ずっと1位ということもほぼないし、そもそも1位なんか取れるはずもありません。
一番最悪なのは、その相手をディスったり、ディスる材料を探す行為です。そこに何も生産性がないからです。
自分自身の魅力もどんどん落ちていきます。そんな話を聞いて、だれが元気になるでしょうか?自分すらならないでしょう。
自分と違う立場、自分と違う考え方、自分と違う感じ方の人ほど、チャンスは落ちています。
そこには二つの源泉があって、一つは相手の立場、もう一つは自分の立場です。
羨ましい人に出会ったら、その人がどうしたらもっと羨ましくなるか考えましょう。
できれば、それをアドバイスできるとなお良しです。
もう一つは自分です。自分のゴールがどこなのかをちゃんとイメージします。
成功した人、とくにネットで大もうけした人は、人をまねろとよく言います。
でも、いくら真似をしたところで、その相手を越えることは無理ですよね?
目標を持てるという意味ではよいのですが、そもそもの羨ましさの解消にはつながりません。
それはまねるの意味を取り違えているからなんですよね。
自分の立場に置き換えて、その方法論を改善していくというのが理想的なイメージです。その場合、元と全く違ったものになっても構いません。
本来の自分のゴールに近づけるかどうかを考えましょう。
このとき、その羨ましい人がどうやったら、もっと羨ましくなるかというときに考えたことがめちゃくちゃ活きてきます。
自己実現、自己満足は、自分のゴールが実現してこそ得られるものであり、他人の真似をして他人のゴールに近いものが手に入ることで得られるものではないからです。
そして、自分のゴールがどこなのかをイメージするためには、いろんな体験を疑似体験も含めて素直に受け入れていく必要があります。
本当にその体験や状況が自分にとって居心地が良いのか、必要なのか、より楽しい世界なのか、そして、それが周りをもっと楽しくできるのか。
こうした方がもっと楽しくなるんじゃないのかと常に考えることです。自分のことも、羨ましい人のことも、そのほかの周りの人のことも。
そして、それを提言していくことです。
行動できるなら、試してみることです。飛び込んでみることです。
それが正しいのか、間違っているのかではありません。
やらない限り、成長がないからです。