特に相手のビジュアルがイケメンとか美人とかだとなおさら楽しいと感じるでしょうね。
結婚相手としての物理的社会的条件に問題がなければ、所有欲や主に同性に対するマウントを取れることによる自己肯定感が上がることが期待できて、なおさら、結婚したい、正確には自分のものにしたいと感じるはずです。
そんな感じで婚約した人がいるのですが、暗雲立ち込め座礁しかけています。
結婚は必然と書いていますが、それは楽しいからではないんですよ。
楽しいという要素はそこにほぼありません。というのは、楽しいは誰とでも共有できるからです。他で得た楽しさを家庭に持ち込むのはよいことですが、それが必須でも毎回そうしないといけないことでもありません。
結婚が必然というのは、ここで結婚しておかないと、二人のキャリアがレールに乗っていかないという状況です。結婚してはじめて乗れる路線があるでもいいでしょう。
それはお金のこと、ビジネス上のこと、理想の生活のことなど色々でしょうが、経済的にも一つの財布を共有することで、他人だとやれないことがやれるようになるという状況です。ここで結婚しておかないと、二人でしか歩めない道を進んでいけないという状況です。
そして、それでいて、今の状況や予想されるレールがいきなり壊れることもあります。
交通事故にあって半身不随とか、不況になって会社をクビになるとか。子供が障害児として生まれてくるとか。
そういうときに互いにサポートし合える、するだけの価値がある、支えたいと思えるくらいリスペクトできる、そういう相手であるべきなんです。
それには学歴とか、職歴とか、年収とか、地位とかは関係ないんですよ。
生き様の有り様です。成功しているとか、失敗しているとかじゃなくて、この人はこういった信念を守り通す人だと信じられる相手かどうかというのがいちばん大事なんです。
これ、どこに一緒にいて楽しいからという理由が入り込む余地がありますか?