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【Club】稀に見る れんモスドラマだった「いちばんすきな花」

稀に見る れんモスドラマだった「いちばんすきな花」


イヴイヴですが、読む人にとってはイヴなので、それに合わせて挙げておきます。


今週最終回を迎えた「いちばんすきな花」ですが、稀にみるれんモスを描いたドラマだったので、紹介しておきます。

テーマとしては、生きにくさ、発達障害、もっと楽な生き方、もっと楽しい生き方でしょうか。

ネタバレを含みますが、個々のやりとりを楽しむドラマなので、設定上のバレはむしろ、面白さを増すはずです。


最近、字幕を出しながら見たりするのですが、セリフより少しだけ早く表示されるので、このセリフをどう演技するのかなという視点で見て倍楽しむとかをしています。


俳優さんとしたら、脚本と台本見て、何度か練習した上で、最後に落とし込んだ演技をするわけで、なるほどそうしたのかと楽しめるわけです。


そう考えると、脚本家の苦労というか、いかにリアリティーを持たせるかの難しさがわかります。その意味で同時期に放送されていたOne dayはこんなことがありましたをセリフでひたすら言わせるのオンパレードで豪華キャストとのギャップが凄かったです。

 

一方、深夜ドラマの全て忘れてしまうからでは、そこいじるの?というリアリティー重視の台詞回しでめっちゃ面白かったですね。


さて、いちばんすきな花ですが、Wikiから持ってきた説明だと、

 

多部未華子

幼少期から相手の話に共感を示すことが苦手

 

松下洸平

幼少期から自分の能力の限界を理解できず、頼まれごとを何でも引き受けてしまう性格の持ち主。そのため、本人の中では「文句を言わず黙って言うことを聞く良い人」という意識が強い。


今田美桜

異性に友情ではなく勝手に恋愛にとられ、同性からはそれを妬まれるため「1対1で人と向き合うのが怖い」という思いを抱えている。そのため、見知らぬ男性と話をする際は言葉に詰まる。


神尾楓珠

幼少期から自分に1対1で向き合ってくれる人がいないと感じており、大人数で薄っぺらい楽しい話をする友人は大勢いたが、嫌われているわけではないものの、自分のことは誰も選ばれず、興味を持たれないため、いじめられることもなく、いてもいなくても同じで便利な時だけ使われていた。そのため、ぼっちを見つけては声をかけていた。ぼっちなら裏切らないだろうという理由で。

 

 

この文章上と実際の演技には少し差があって、これだと多部未華子がアスペルガーみたいですが、実際は松下洸平がADHDか、アスペルガーっぽい喋り方をするわけです。年齢が上というのもあるのかもしれませんが、いちばん役を作り込んできたのは松下洸平なんですよね。で、序盤はそれを引き立たせるために他の3人はテンプレっぽいというか、見ている人が想像できる典型的な役柄を演じています。


でも、発達障害をテーマにしてしまうと、間口が狭くなってしまうので、生きづらさ程度の表現におさめているわけです。


実際、松下洸平は他人の行動をアスペルガーのパターン認識のように表現します。こうなんだね。というふうな感じに。

でも、仕事上も家でも複数人の相手を同時にしてマルチタスクをこなせているので、ADHD やアスペルガーとも違うわけです。


多部未華子も役柄上は、他人の気持ちに共感できないとなっていますが、他人の気持ちに一番寄り添った演技をしているのが彼女なので、役者の解釈が異なり、現場で別のマジックが生まれているような状態になっているわけです。


そして、その噛み合い方は終盤につれて良くなっていきます。序盤は松下洸平の役作りに引っ張られて進みますが、後半は関係性が育ってきて、演技っぽさがどんどんなくなって来るわけです。


今なら、FODで最初の3話が無料で見られます。

クリスマスの夜に暇な人は見てみてください。これだけで3時間は消費できますよ。

https://fod.fujitv.co.jp/title/70jl/?division=home&shelf=ranking

https://tver.jp/search/%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%B0%E3%82%93%E3%81%99%E3%81%8D%E3%81%AA%E8%8A%B1


クラブではこのドラマの作りと恋愛モンスターとの違いや


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