恋愛モンスター

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至高のれんモスドラマだった「最愛」

至高のれんモスドラマだった「最愛」

2019年、コロナ禍でのドラマなので、こっちが先でしたが、これもれんモスドラマでした。

いちばんすきな花が、れんモスBとか、れんモスAの話なら、最愛はれんモスWの話と言えるでしょう。

高校生くらいの時に知り合って、大卒15年後に再会しているからです。

恋愛サスペンス的な雰囲気で始まり、どっちの方向性に行くのかなと思っていたら、殺人サスペンスを基調としながら、中盤まではロミオとジュリエットで、後半は最愛でした。

殺人サスペンスとしての面白さもありますが、このドラマで描かれているのは、一人一人の人であり、それぞれの人の想いを描くということを主軸に描かれていました。

 

これって、漫画ではワンピースが始めたことで、毎回、敵に襲われた人たちの思いを描き、それに共感してない風のルフィーを描き、最後に爆発させるという展開です。

 

それをさらに発展させたのが、鬼滅の刃で、登場人物全員に歴史と想いを載せていました。

 

最愛はその想いを、役者さんの演技で表現しているわけです。

だから、想いをのせるのが上手な俳優さんを集める必要があったわけです。薬師丸ひろ子はデビュー当時から、その映画の中に溶け込み、惹きつけることができる稀有な女優さんで、好きな女優さんなのですが、なるほど、彼女にしか出せない説得力というのはありました。

 

その他の俳優さんでも、ストーリーの上では必要のない、でも、想いを表現するには必要な仕草や行動があちこちに溢れかえっており、その意味では宮崎駿的でもありました。

 

殺人サスペンスなんだけど、謎解き部分よりもそういう繊細な表現に惹かれるドラマでもあったし、ブログ的には恋愛モンスターが必然的にそこに存在していたので、見せ方、あり方として学べるところがあるおすすめのドラマでしたし、結末を知っていても、何度も観られるし、観たいと思えるドラマでしたね。ということで、今、2回目を観ています。見るなら、ディレクターズカット版がおすすめです。

 

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