昨日の記事の補足です。
年利の計算を繰り返し積算した数字を割ることで底上げ効果があったみたいで、リアルに買いの時期の頭からおしりの次の日の株価で上昇率を計算して足し算してみました。
すると、ヒストグラムはこのようになりました。中央値は29%ほどです。
ちなみにVTIだとプラス9.8%、VTだとプラス7.2%、QQQだとプラス13%でした。
QQQは昨年がマイナス18.8%で年初来は横ばいみたいなのでそれでもかなり良いのがわかります。
ちなみに100万円からスタートするとすると、毎年20%税金で引かれるのを含めると、10年で859万円になり、20年間で5957万円になります。さらに10年間で6億3400万ほどです。毎年、1.3倍って、それくらいインパクトがあるわけです。
ただ計算できたのは235銘柄くらいなのですが、そこからどれを選べばいいかです。
1ヶ月の変化が20%を上下に越えた回数、ベータ値、今年のEPS成長率、来年のEPS成長率などとの相関性を軽く調べてみましたが、比較的傾向が一致しているのはベータ値でした。
ベータ値とはETFなどセットもの、つまり、全体の動きとどれだけ乖離しているかを表す数値でそりゃ普通以上に上がる動きをすれば、それだけ増えるはずです。たまごか鶏か問題で当たり前の話ですね。
ちなみに去年は一番つらい年だったのもあり、今回、足し算した日数は41日間だけでした。なので、普通の年ならもっと上振れするはずです。