この間、聞いたのは不動産の価格が上がりすぎて、最近は郊外よりも少し遠い街の分譲住宅を40年、50年ローンで買っている人もいるようです。通常の35年ローンでも65歳で完済するとしたら30歳で組まないと払い終われません。退職金で残りを払うにしても、老後の生活費がなくなってしまいます。まして、40年、50年ローンでは状況はもっとひどいです。もちろん、その時は家を手放して、その時には不動産価値も上がっているだろうから老後の資金も生み出せると考えたり、説得されているのかもしれませんが、一等地以外の、例えば、新興住宅地は子供達が街に出た後、老人ばかり、廃墟ばかりになって資産価値が激減しています。
人が一生で払うお金として金額が1番高いのはやはり不動産です。毎月の出費で1番大きいのは普通家賃になります。
ここをハックできるかどうかで生涯支出の構成がガラリと変わるわけです。
1番いいのは親の家に住むことです。相続の時に家なき子として資産評価額が8割カットされますから、相続税も大したことなくなります。
とはいえ、田舎過ぎて住みづらいという人も多いでしょう。
これから日本の人口は3000万人くらい減っていき、全国の主要都市以外のインフラサービスはどんどん質が低下していきますから、都会寄りに住んだ方がQOLは高くなります。
そこでまず、何でもいいので好きなバンドやそれがなくても有名なバンドの全国ツアー都市をチェックします。12都市開催くらいがいいでしょう。流石にその12都市は今後も生きているはずですし、興業がそれなりにある都市といえます。
そこの最寄りの都市でスタバが3～5店舗くらいある都市を選びます。もしくは、下記のサイトでその都市の1000人当たりの病院数で1以上、出来れば2以上の都市を探します。田舎である程度の富裕層は医師のことが多いのと、ある程度の高級店で質が良い店で繁盛しているのは医師かその家族が利用していることが多いからです。
レストランの質の担保をここで取ります。
https://www.jmari.med.or.jp/download/WP277_append.pdf
その都市か、その都市へのアクセスがいいベットタウンで物件を探します。駅近中古マンションで3LDK1000万とかが探せばあります。ベットタウンでも同様です。ただマンションの価格はずっと値上がりしているので、一軒家を買ってリノベするのもありです。ただ見ないといけないのは、柱の強さと数です。
まだまだ本当は住めるんだけど、親がいなくなって手放すというパターンもあります。
中には500万以下の物件もあるので、リノベで300万つかえば、マンションよりずっと安くなります。
さて、1000万だとすると、住宅ローンは年利0.3%くらいなので、35年ローンでも1100万円ほどになり、月にすると26000円で食費より安くなります。
それくらいの田舎になると、少し離れたところの体育館、テニスコートなどの公共設備の予約が取りやすくなります。
これで、興業、レストラン、運動設備へのアクセスは確保できました。
あとは食事です。食材はオーガニック直送サービスを使ったり、行きつけの小さいお肉屋さんやさなか屋さんを作って、主人と仲良くなり、特別なお肉とかを仕入れてもらい、それは迷わず買うようにします。そうすると、レアでおいしいけど、数がないから普通には流通していない肉を手に入れることが出来ます。
食材だけはケチってはいけません。がっつりお金をかけましょう。どんなにかけても2割増しくらいのはずです。デパートは質は良いですが、値段が倍くらいなので利用するとしたら、閉店間際の半額セールとかで生魚を買うと少しお得でしょう。
次に仕事です。トレンドに乗ったものにお金が一番集まるのは道理なので、常にトレンドを取り込めるシステムにするのが理想ではあります。
EC販売、マーケティング、SEO、セキュリティー、顧客管理を外注も含めて一本通せるような流れの中に自分の仕事なり、副業を取り入れるようにしていくことで、収入の上乗せを期待できます。もちろん、オリジナルな商品やサービスがあればなおよしですし、インフラ系は比較的収入が安定します。
