究極的に結婚する意味を絞り込んでいくと、法的手続きなしに子供に財産を残すためとなります。
残す必要がないとか、残す財産がないなら、別に結婚する必要はないわけです。
夫婦別姓でもいいし、そもそも結婚する必要すらありません。
財産を子供に使わないのなら、女性が勝手に産んで勝手に育てるのと同じなので、結婚する必要がないわけです。
DINKSなんてのも、夫もしくは妻のお金を婚姻中に贈与税がかからないように使える範囲が広いというだけです。家賃をどちらかが主に払うとかの状況がないのなら、結婚する必要はありません。
なので、子供が欲しいから結婚するは筋が通っているわけです。
例えば、妾の子には基本財産分与はされません。認知されているうえ、正妻やその子供たちからも好意的に受け入れられていないと必ず裁判で揉めることになります。
子供が欲しくないというのは、生物や種としての存在意義を否定するようなことであり、では、何に貢献するのか?となります。別に子供を作る必要はありませんが、ほかの個体が子供をつくり、再生産性が上がっているなら、その価値は十分あるからです。
これはある意味、社会全体との信頼関係が歩かないかとも言えて、アラフォーになって急に子供が欲しいとか言い出したり、アラフィフになって自殺していくのも、その信頼関係を維持するために取った行動とも言えます。
その意味で、結婚して子供を作るというのが一番楽な生き方でもあるわけです。