今月はクラブ記事がだいぶ増えたので、今日のは公開しておきます。
メーリングリストはアフターグロウでの話です。
両思いになるのに必要なものって何なの?
Buy on dream, sell on reality. 相場は知ったら、しまい
株式投資で、株は期待で上がって、それが織り込まれてしまい、実際に期待したものが実現したら、そこで売られてしまうという格言です。
恋愛感情も同じように動きますよね。両思いかも、両思いになれるかもという期待と不安で気持ちが高ぶって、付き合えることになったら急に冷める女子もいるし、振られたらあっという間に忘れてしまうのは皆さんも経験していることです。また、セックスできたら、釣った魚に餌はやらないで冷める男子が増えるのも一般的です。もちろん、ラブラブになるカップルもいますが、長期間で見ると、だんだん空気のようになって最初の頃の期待による高揚感はもうないわけです。
何が言いたいかというと、そもそも両思いになる必要性はあるのかという話です。
その目的は二つです。
一つは将来的に結婚して、子供を作る関係性の相手が欲しいという生物学的な欲求を満たすため。しかし、誰でもいいから、結婚したいとはならないわけです。そこに「選ぶ」という行為が挟まってきます。そこはより能力の高い子供が欲しい気持ちと、トロフィーとして自分の価値を上げてくれる相手であって欲しいという気持ちがあるからです。
二つ目はパートナーがいることで他の同性に対してマウンティングできるという心理的な優位感です。
しかし、これがルールだとみんなが思い込んでいるテンプレートをハイジャックするのが恋愛モンスターであり、結果、最大限の報酬も得られるわけです。
両思いを越える体験ができることを意味しています。
では、その理由をクラブで説明していきます。
問題点をまとめると、
A) 両思いであってもそのうち、飽きてくるわけで、大事なのは飽きさせないこと。
B) パートナーは買い物のように選ぶものではないということ。
C) 同性をマウンティングする最強の方法は別にあるということ。
A) 飽きさせないというのは、一所にいないと言うことです。常に進化することがより刺激的な関係で居続けられます。進化するには、外部の情報や体験を取り込むことが必要なので、常に新しい情報、新しい人間関係を増やしていく必要があります。情報は他人から得られるからです。その人が異性であれば、余計に興味を持てますから、情報収集の効率も上がるでしょう。れんモスを増やすというのはそういうことであり、一つ一つが離れる力となって、再び相手に対する興味を励起してくれます。
別の言い方をすると、ずっとAを見ていると飽きてきますが、Bを見てA、Cを見てA、Dを見てA、Eを見てA、Fを見てA、Gを見てA、Hを見てAを繰り返せば、Aに飽きる事もないわけです。それは他のB、C、D、E、Fに対しても同様です。
B) 結婚は生活なんですよね。ものを選ぶことが大事なのではなくて、どう使いこなせるかが大事なわけです。最もスムーズに道を切り開いていける相手が結婚相手であるべきです。それは使ってみなければ分からないわけですが、20代は限られているので、同時並行して検討するべきなわけです。結婚生活が50年とした場合、その50年につながるだけの相互理解の方がずっと大事なわけです。
テンプレはセックスをする、付き合う、独占するということで安心感を得ようとしますが、もし、それがなくても安心できるような信頼関係があったらどうでしょうか。結婚も、セックスもしようと思ったら、いつでもできるくらいの信頼関係があれば、それは、永遠にBuy on dreamなわけですよ。そうなった場合のRealityを知らないからです。つまり、ずっと期待が高まり続けるわけです。しかも、複数同時進行できるわけですから、夢がいっぱいということです。
実はだからこそ、negativeな事に対する気持ちの整理というか、それを受け入れる気持ちもその間に作っていく必要があるわけです。相手が半身不随になっても支え続ける覚悟は出来ましたかというのはそういうことです。その先にあるのが結婚です。
C) マウンティングする最強の方法は自分の市場価値を落とさずに複数の異性と仲良くすることです。これは圧倒的勝利感を演出できます。手をつないで歩いているカップルを見て、あぁ、モテないもの同士、乙と感じられるわけです。
すると、両思いになるとかは全く目標としては、全然負け組なんですよ。
絶対、負けない、折れない関係は一生れんモスで通せる関係です。
次にくそも挫折も失敗も苦労も妬みも僻みも恨みも全部込み込みで人生をともにするのがパートナーです。
かりそめの関係でしかない両思いとかは、長い人生の中ではどうでもよい関係なんです。
目指すようなものではないということです。