サマソニ終わってから書いてますが、結論から言うと、ソニックマニアが1番楽しかったです。
去年は、後半4時間くらい話をしているだけで終わりましたが、今年はテクノの創造性がより理解できるようになったので楽しさがはっきりとわかるのも理由です。
台風の影響で来られなかった人の払い戻しとかもありましたが、蓋を開けてみると、去年より少し少ない程度で雨もそこまで降らず、だいたいいつも通りでした。
自分のタイムスケジュールはこんな感じでした。
期待以上予想以上の体験ができたものを順位付けしておきます。
1位
牛尾憲輔 (OST Dance SET)
チェンソーマン、デビルマン、ピンポンなどの映像と共にハウスっぽさも取り入れた型にはまらないポップなテクノで、最後に10分だけ観て帰るつもりが、終わるまで帰れず。眠くて体は副交感神経モードなのに交感神経興奮状態で、躍りながらも疲れが取れるような不思議なトランス状態であっという間に終わりました。その分、その後、寝ないといけないのにほとんど眠れずに5時半ホテルに戻って、9時にはサマソニへ出発。
2位
UNDERWORLD
テクノの大御所が今、何をするのか、行き着いた先は何なのか。
それは少ない音でグルーヴを作り、感情を乗せるために自ら歌う。
ノイズのような音でグルーヴ感を強調するといった世界でした。
3位
VICTORIA (MANESKIN)
ロックバンドのベーシストがブッキングされて何をするのかと思ったら、ゴリゴリのハードテクノでした。
途中でMANESKINのギタリストが飛び入りしたりで、大盛り上がり。他では見ることのできない貴重な体験でした。
4位
NIA ARCHIVES
アフリカ音楽のトライバル系テクノ。彼女自身が歌う部分も多くあり、その分オーガニックさが増し、インダストリアル系の無機質さとの調和が取れていました。
最初、トライバルに戸惑いを覚えていましたが、ずっと同じリズムがキープされてるので、段々と気持ちよくなって来て踊りが止まらなくなる中毒性がありました。本当は1位くらいの体験だったのですが、それが4位というくらい楽しかったです。
サカナクションはツアーの16発スピーカー追加の音が良すぎて、音がライブにボワボワになるマウンテンでは物足りず。後から出たDJの方が音が良かったので、人が入りすぎて音量を上げられなかった可能性もあります。セトリもやや慎重なさぐり探りセトリでぼちぼち。
ARCAはPV詐欺かと思えるくらい声が低域より。男かと思うくらいでしたが、お尻丸出しでテンション高いパフォーマンスでした。
SARUKANIは良かったのですが、他の出演者の曲とかどうでもいいから自分たちの世界観をぶっ通して欲しかったところ。まぁ、挑戦ではあったんだろうけど。