正月の特番でスロウトレインというドラマがあって、その中の脇役の言葉。
独身の敏腕編集者役の松たか子がアラフォーでマッチングアプリで知り合った男性から言われるわけです。
あなたは同居している兄弟がいるから孤独じゃないと。
本当の孤独はそんなもんじゃないとこどおじ風のおっさんに言われるわけです。
定年は65歳やそのもっと前で、平均寿命が81と87歳。
つまり、定年という社会からの断絶の後、16年と22年も時間があります。
ボケれたらある意味幸せなのかもしれません。
時がそこで止まるからです。ずっと色々出来ていた頃の自分の記憶のままで止まってしまうからです。
しかし、実際は何も出来なくなるので、周りはかなり大変になります。
仕事を仕事と割り切って淡々としているだけだと、定年してからそれらの関係はあっさりと切れていきます。
友人たちもどんどんと疎遠になり、亡くなっていきます。
全く見舞いにこない家族だったとしても、子供や孫がいれば、ベットサイドにその写真を飾ることはできます。
でも、それすらもなかったら…
子供が大事という話ではないんです。
子供がいようがいまいが、それまでにやるべきことがあるという話です。
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