人は恋愛感情に流されて、相手を独占したい、自分のものにしたいという所有欲の延長線上で結婚して独占状態を固定化したいと感じるわけです。
この場合、独占状態を固定化することが目的化するので、結婚してしまうと急に熱量が下がるわけです。
結婚は生活です。そのためには原資が必要だし、生活上やらないといけないことをこなしていかないと成り立ちません。慣れてきたら、今度は子供の世話が追加されることもあります。
なので、パーツがちゃんと揃っているのか、揃うのかが結婚においては最重要なわけです。
昔は、夫が稼ぐ、嫁が家事をするというパーツで基本セットが揃ったのと、男性の収入が総中流社会でとりあえず普通くらいが保証されやすかったのと花嫁修行という言葉があるようにそのためのインフラや訓練する習わしが揃っていたわけです。花婿修行という言葉はないですからね。
しかし、現代は男性の収入が不安定化、ばらつきが大きくなり、女性が社会進出しているので、足りない分をお互いに補い合おうという形になっています。
その折り合いをつけるためにまずは同棲しようという人もいますが、それは、テロリストや犯罪者かどうかを調べもせずにとりあえず、入国させて自由にさせて問題が起こってから対処しますというスタイルと同じなわけです。
それで犯罪が起こったような国に行こう、つまり、付き合って同棲して別れた女性と結婚しようという男性が現れなくなる結果につながるわけです。
その結果、稼げる女性は未婚の母でもいいから子供が欲しいとか言い出したりするわけです。
男性が稼いでも、女性が稼いでもどちらでもいいのですが、まずは原資の安定度が一番大事であり、結婚の相性とかよりも、収入の安定性の方がよほど大事なんですよね。
だから、付き合おうと言われたら、年収どれくらいあります？と聞いてもいいわけです。
だって、答えにくい問いかけをしてきているわけですから、それ相応の代償は払ってもらってもよいでしょう。で、続けてこう言います。
いや、それで判断しようという話ではなくて、そもそも結婚できるステータスなのかどうか知りたいだけなんですよ。結婚できない人なら、そういう友人として大切に考えるし、結婚できる人ならその可能性も考慮しながら友達として付き合っていこうというだけです。
で、さらに追い打ちで付き合おうと言ってきた場合、
相手の年収が低い場合は、あきらくんが結婚できるステータスにないのと、結婚するにはまずは私が十分稼げるようにならないといけないから、そういう状態になってからまた考えますね。として、
相手の年収が十分あった場合は、結婚するにしても私自身、まだまだ家事とかこなせるほどスキルがないから、それが十分身についてからまた考えますね。
で、流すわけです。
そんなのできなくてもよいよと言ってきたら、
ごめんなさい、これは私自身の区切りというか、覚悟みたいなものだから、あきらさんに何を言われても変わらないのよ。ただし、もし、結婚したら十分に生活できるようになると思うので、そこは楽しみにしておいてと言ってしまうわけです。
イエスとは言ってないけど、ノーとも言っていない状況にしてしまいます。
さて、結婚して何があったら、お互いに満足できるのかをクラブで説明していきます。
続きはクラブで。
