「さげすまない」と読みますが、別の言い方をすると、自分のことをバカにしないという意味ですね。
世の中では何らかの挑戦において、上手い人も下手な人もいるし、結果を残せている人も残せていない人もいます。つまり、自分の上にも下にも人は数えきれないほどいるわけです。
さらにいうと、例えトップにいたとしても、世界を見ればもっと上がたくさんいます。
どんなによい成績を収めていても、それが信頼と、その信頼の上に乗った人間関係につながっていなければ、幸福感も充実感も得ることはできません。
逆にものすごく下だったとします。その辺のFランの大学に行く二桁の掛け算もできないような大学生でもできることが自分にはできないとします。
だからダメだじゃなくて、そんな能力差がある中、自分がいかにやりくりできるのか、そのことに尽力を尽くし、その結果に自信を持てばいいんですよ。その結果そのものはしょぼくても構いません。大事なのは、社会的な評価、他者評価ではなく、自己評価を高くすることなんです。
そして、その自己評価が高いことに対して、人は高評価を下すんです。
もう一度言いますよ。結果ではないんです。物事に取り組むときの姿勢が大事であり、その姿勢こそが人の評価の9割を占めます。
あいつは何かやってくれそう、何か持っていそうという評価に人はコインをビットするわけです。
それは競馬や賭け事でも同じですよね?
その結果に対して、あぁ、あいつはだめだ、使えないとは評価しないのです。自分の目利きが良かったか、だめだったかを評価するわけです。
で、失敗したら、二度とえらばれないかというと、それは人によります。でも、他人より能力がない不利な状況でも、そのことをカバーしつつ、努力している姿勢は必ず誰かが評価してくれますし、逆に言うと、そこで自分を蔑んで腐っているような人をすくい上げようとはだれもしません。
人は不利な状況であっても、涼しい顔、つまり、ポーカーフェイスで失敗しようがお構いなしに前進し続ける姿勢に惹かれるんですよ。
その最たるものをクラブで少しだけ紹介しておきます。
続きはクラブで。