女性が求める幻想に合わせて、都合の良い言葉をいう男が結構います。
ディスりで少し引く態度を取りながら、詰めの一歩でそれが使われます。
詰めというのは、あともう少しでセックスできそうという段階と、セックスできたあとに継続的にその関係を維持したいときです。
そういうときはある程度、コミュニケーションを取っているので、女性が求めている言葉がだいぶわかっているわけです。
で、それが嘘である可能性も十分あると理性的にわかるような状況であっても、その嘘の状況が女性にとっては理想の求める展開であるため、彼がこんなことを言ってくれたのと少し嬉しそうに言うわけです。
具体的には、
一生大事にするとか、
結婚するつもりとか、
おまえだけが大事だとか、
妻と別れるとか、
子供ができたら責任持つとか、
そういうのです。
これの見分け方は、彼がこんなことを言ってくれたのという表現ですね。
これらの言葉がどれだけ重くて、実行するのに大変なのかわかっているからこそ、本当にその覚悟があるなら男はそんなことは言わないわけです。
逆に割り切っている男は、愛人としてこの金額をあげるから、都合の良い関係でいてくれとはっきりと提示してきます。
ドラマや映画のようにそんなわかりやすい言葉は絶対に言わないんですよ。
言うのは、それが実行できない予感があるからです。自己暗示も含めて、男が自分に言い聞かせている面もあります。
本当に実行できることなら、そもそもできるかできないかとかが頭によぎることもないので、当然のこととして一切触れられないわけです。