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【Club】オキシトシンダイエットの出現と注意点

オキシトシンダイエットの出現と注意点

www.nature.com

今月出たNature論文ですが、一般的に愛情ホルモンと言われているオキシトシンに脂肪分解誘導活性があることが報告されました。

オキシトシンそのものは自閉症治療などで点鼻薬がすでにあることから、それを利用したオキシトシンダイエットと呼ばれる美容施術が出てくる可能性があります。

 

クラブでは、予想される運用方法と、注意点について具体的に説明しますが、まず、ここでは論文の内容を簡単にまとめておきます。

 

交感神経は、外敵から逃げる時に心肺能力を最大限に高めて生存確率を上げるために働きます。

 

具体的には心拍数を上げて、気管支を拡張し、内臓機能を下げて、体温を下げるように発汗し、血糖値を上げるように脂肪分解します。

 

脂肪には、褐色脂肪組織と白色脂肪組織があります。

褐色脂肪組織はUCP1が発現していて、熱エネルギーに変換できる脂肪組織で体表面積が広く、体温が下がりやすい赤ん坊の脂肪組織です。

一方、白色脂肪組織は、UCP1を発現していない大人の脂肪組織で普段は貯蓄するだけでエネルギー源としてはほぼ使われません。

交感神経のベータ3受容体刺激が入ると、UCP1を発現する褐色脂肪細胞様組織であるベージュ脂肪細胞に変化して熱産生をし始めます。この段階になって、始めてダイエット効果で脂肪が減っていくのですが、それには20分以上の有酸素運動が必要なのと、脂肪組織は皮下脂肪が最初に分解されて、次に内臓脂肪が分解されるため、内臓脂肪ダイエットの方が難しいわけです。お父さんのお腹が引っ込まないのもこれが理由です。

 

さて、論文では脂肪に投射している交感神経の8~15%にオキシトシンを発現する神経細胞があることがわかりました。

オキシトシンとオキシトシン受容体は寒冷や飢餓状態という交感神経刺激条件で脂肪組織内だけで増加することが分かりました。


交感神経を刺激するとオキシトシンが分泌され、脂肪分解がより進み、オキシトシンを神経細胞で、また、脂肪組織でオキシトシン受容体をノックアウトすると、脂肪分解効率や体温上昇効果は下がりました。


これらの効果は、MEK/ERKのリン酸化系が関わっており、ベータ2受容体刺激による脂肪分解における細胞内リン酸化に必須の要素でもありました。


これらを受けて、実際にオキシトシンダイエットという名の美容施術が出てくる可能性がありますが、その方法と注意点についてクラブで説明していきます。

 

続きはクラブで

 

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