昨日紹介したYouTubeの後半で、橘玲の幸福の資本論の話が出てきます。
簡単に言い換えると、幸福のための資本とは
A. 資産があるか
B. 資格や商才も含めて儲ける力があるか
C. コミュニティーを持っているか
で、一つしか持たない人(退職者[A]、ソロ充[B]、プア充[C])と、二つ持つ人(金持ち[AB]、リア充[BC]、旦那[AC])が主流派で、全部持つ人を超充と呼び、すべて持たない人を貧困とカテゴライズしていました。
昨日、れんモスにその話をしていたら、コミュニティーしか持っていないプア充であるマイルドヤンキーの仲間だけは大事にする姿勢は異常だと、そのために子供は仲間と同じ小学校に入れたりしているとか言っていました。
また、年間に税金を1億円以上払っているお金持ちは、徐々に似たような金持ちたちとしかつるまなくなるのですが、そもそもそういう人が少なく、さらにお金はあっても、やりたいことがないので、リア充の友人を羨ましいと毎度言ってくると言っていました。
これらの定義の中で幸福のための資本をどうやって手に入れるかを考えると、
儲ける力があれば、金融資産をためることはできます。
コミュニティーは自分で集めれば、作ることもできるし、入ることもできます。
不断の努力で、才能に関係なく、人集めだけは誰でもできるわけです。
その際、自分自身にそのコミュニティー内でそれなりの力や実力があれば、求心力は上げられます。
つまり、Bの伸びしろですべてが決まると言ってもいいわけです。
仕上げの形をイメージするために30代中盤から40代でばりばり活躍している人の働き方をよく観察します。直接話を聞けるならなお良いです。実際に最終的な働き方は別に変わっても構いません。育てた要素が無駄になることはないからです。
そのために必要なスキルや知識や技術を20代からパーツ集めしていきます。実践していくのがベストです。
頑張っている姿勢や、取り組んでいる内容がはっきりすれば、色んなジャンルのエキスパートからちゃんと相手をされるので、そのやり方やチップスを貯め込んでいきつつ、コミュニティーを作ったり、入ったり、自分自身のSNSを育てておきます。
自分自身がその意味で全力に物事に取り組んでいるか。それが結果的には全部最後に残ってきます。早咲きのこともあるし、遅咲きのこともあります。しかし、それまでの努力が全く別の形で実るのです。
自分はアメリカで働いているとき、土日も全部働けば、3年間が4年間になると言い聞かせて、頑張っていました。そして、それらは全て無駄になりました。
狙っていたことは全く結実しなかったわけです。だからこそ、潔くやりたいことをやると決断できたし、それ以外はしないと決断できたし、その結果、急にすべてがうまくいき始めました。求めれば、そこにある。願いは叶う。それが答えなのですが、計算づくですべてが予定通りとは行かないのも事実なわけです。