皆さんも以下のようなことを見聞きしたことがあるとおもいます。
●若い頃に浮き世を流したきれいめの女の子がアレレな人と結婚
●若い頃はモテモテだった人が、30過ぎてとうとう結婚、相手は外国人
●クラスでも地味でもてなさそうな人がなんか凄いイケメンと結婚
●そこそこ綺麗な花嫁が結婚式の2次会で「こんなに優しい人は初めて」という
これらは全部同じメカニズムが働いています。
女性誌は恋愛しろ、恋愛しろと煽る訳なのですが、編集しているのは、期待値的に恋愛偏差値が真ん中辺りの女性でしょう。
ああいう雑誌は高機能女子のためには書かれていないのです。
むしろ、高機能女子の市場価値をおとしめるのが、彼女たち的には合理的なのです。
高機能女子がいろんな男と付き合ってくれるほど、イケテルイケメンの嫁枠が空くことになるので、ミドルクラスの彼女たちには都合が良いわけです。
どういうことかというと、付き合った人数が多いほど、結婚する相手の男のランクが下がる法則が働くからです。
まず、単純な事実として、恋愛回数を重ねるということはそれだけ年齢を重ねるということです。
ここの図を見てもらったら分かりますが、30代の未婚男性で年収500万以上ある人は10%前後です。地方だともっと少ないでしょう。
http://tmaita77.blogspot.jp/2014/02/blog-post_7.html
しかも、そのうち、イケメンの率はぐっと下がります。
30歳-33歳くらいに結婚できたらいいなぁ、という都会の女の子の弁をよく聞きますが、その年齢では手遅れです。
イケテル男はだいたい30歳までに所帯を固めるので、競争率はさらに上がっており、それに加えて、30歳になったら、24-25歳くらいのもっと若い子が競争相手として出てくるからです。
女性は1歳年をとるたびに結婚相手の年収が100万ずつ下がっているという話もあります。つまり、年齢が上がるほど、釣り合った相手も売れていくわけです。
ざっと見積もって、20代前半のモテ度に比べて、アラサーのモテ度は約半分、アラフォーになると5-10%くらいです。
それだけではありません。
女の人が過小評価しすぎている男の行動原理があります。
”知っている男と性的関係を持った女とは絶対に結婚したくない” というものです。
正確にいうと、自分と同ランクと感じている知り合いの男となります。
通常、ある特定のコミュニティーは同じくらいのランクの人の集まりとなりますから、
一つのコミュニティーで、コミュニティー内で結婚するまでに性的関係が持てるのはたった1人ということです。
あなたが一つのコミュニティーで誰かと付き合ったとします。そうしたら、そのコミュニティー内の他の男性はあなたを結婚の対象とはみなさないということです。
皆さんは一生懸命勉強して、大学に入ったり、企業に入社したりしたはずです。
つまり、そこで得たコミュニティーはあなたが所属できる一番ランクの高いコミュニティーなのです。
それ以外のサークルなどはもっと参入障壁が低いはずで、そこに集まってくる男女のランクは自ずから相対的に低くなります(恋愛偏差値が高い場合はあります)。
同じコミュニティー内で2人3人と付き合うことは出来ますよ。でも、二人目以降の男は同ランクである限り決して結婚しようとはしないでしょう。
いやいや、そういうカップルでも結婚した人を知っているという人もいるでしょう。
それはほとんどの場合、以下のケースです。
●結婚した相手が元彼よりランクが二つ以上下の場合
この場合、その結婚する男にとってあなたが普通では絶対手に入らないくらい相対的にランクが上の女性とみなしているからです。
●結婚した相手が元彼より年齢が5歳以上上の場合
同じコミュニティー内であっても、年齢差が多いとそれだけで相対的に女性の市場価値が上がるので、女性のランクが高くなるような疑似効果が出ます。
あとまれに
●コミュニティーが狭すぎて、他に相手がいない場合
というのがあります。でも、この場合も、その結婚する相手にとっては、それ以上の相手を見つけられない。つまり、女性の方が相対的に市場価値が高い。
言い換えると、本来はもっと上のランクの男と結婚できるポテンシャルがあったのに、付き合った男の数が多すぎて市場価値が下がっている場合とかですね。
もう一つ、まれにダメンズばかり掴んでいたのに、結婚相手だけがいきなり玉の輿というパターンがあります。
(あっ、ダメンズばかり掴むというのも今回の例そのものです。)
こういう例があると、若い頃は遊んでいても大丈夫とおもっちゃうんだろけど、実際はそんなに甘い話ではありません。
よく男は別名保存、女は上書き保存といいます。
これは、女は1人にコミットしておかないと捨てられる危険性があるためであり、男はできるだけ種付けしたいために本能的に備わった愛情の持ち方です。
ところが、人間は相手も自分と同じように考えたり、感じたりするため、
女にとっては過去の男であっても、男にとっては別名保存されている男と感じてしまうわけです。
そのため、女はあなただけにコミットしているのよという強いメッセージを常に示す必要がありますし、男性もそれを求めます。
これが、ランクがより低い男だとそうでもないのですが、玉の輿でランクが上の男を捕まえた場合、強くなるわけです。
結果、三つ指立てて仕事に送りだすとか、普通ではやらないサービスをしないといけなくなります。DVとかの温床にもなるでしょう。
また、男が過去の男のことや男友達に関して詮索しないのは結婚しようとしている相手の場合、そんな話は聞きたくないからです。
一方、女性は上書き保存なので、男の過去の話を聞いても、終わったことと感じているでしょうが、男の方はそういう風には感じていません。
外人と結婚するのは、同世代の自分よりいけてない女友達がそこそこいい男を捕まえているのに、モテていた私が見返すには外人くらいしかないというパターンがよく紹介されますが、
実際は、関わる日本人コミュニティーそれぞれに性的関係を持った男がいるために、誰と付き合っても求婚されなくて、それらと一切関わりの無い外人だとOKというパターンが本当のところでしょう。
あと「こんなに優しい男の人は初めて」という発言は、相手の男性のランクが落ちるだけ落ちていって、相手の男性にとっては恋愛偏差値だけならかなりの差があるので、多少のわがままは全部許してしまうというだけのことです。でも、本来は、自分と同じランクくらいの男にそうされるのがベストなわけで、そのためにはどうしたら良いかというのが、ここでの命題な訳です。
付き合った人数が多いということは、結婚に至れない不具合があるという証明書を顔に一杯貼ってあるということです。
付き合わなくとも、性的な意味でない男性経験を積むことは可能だし、それこそが実は市場価値を高める方法なんだけど、それは次回以降に書いていきます。
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