ドラマの中のれんモスGはなかなか表現しにくいです。
よくあるのは、みんなからの人気者で自分は全く気にしてなかったけど、相手に自分に対する好意があることがわかって、徐々に気になり出すというパターンです。
このパターンは見ている客の思い込みを利用していて、この2人は一緒になるに違いないという予想や期待に沿うようにフラグが立っていきます。例えば、相手が自分のことを助けてくれるとかのエピソードが持ち込まれ、そこから距離感が近くなるみたいな感じです。
ただそれだと予定調和で終わってしまうので、折角好きになったのに引き裂かれる2人みたいな展開が多いですよね。
引き裂かれている状況は客にしか見えないので、2人が一緒になって欲しいと思わせるように展開されます。ただそれだけだとリアリティーがないので、間に2人きりになる感じの良いシーンが挟み込まれますが、お互いのことは理解できてないので、うわべだけのドタバタ劇か、相手の夢は聞けた程度の表現に終わり、れんモスベイビーが育っている感じはありません。
結局、れんモスS的な表現に終わってしまうわけです。
いわゆる定義上のれんモスGみたいな関係はドラマの中だと、大抵客が見て、この2人はないという見た目の格差があり、この2人はないですよーというシグナルが出されているか、いつまで経っても何も起こらないからこの2人は「ない」んやなと思えるような関係になってしまいます。例えば、美人の幼馴染みたいなやつです。つまり、ドラマの中で表現しにくいということです。
で、実際のれんモスGがどんな感じになるか2パターンあるので、それについてクラブで説明していきます。
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