ラブラブカップルがそのまま結婚したら幸せかと言えば、そうでもありません。
男性の仕事が忙しければ、家事の負担は女性に集まりやすいし、男性もそれまでしていなかった家事の手伝いをしないといけなくなります。子供ができれば、なおさら、いままでしていなかったルーチンが増えるわけです。
男性側も手伝えるなら手伝いたいわけですが、日本の会社は非効率的で拘束時間の長さで効率を上げる仕組みのところが多かったり、出世のためには勤務時間外の勉強や仕事の持ち出しが重要だったりするので、今が安定、超安定、これ以上頑張る必要なし、それでも楽しいみたいな奇跡の様な仕事でない限り、仕事か家庭かといった選択肢に悩まされることは多々あるわけです。
で、一般的には、嫁さんがもっと家事を手伝ってほしいのにといい、旦那さんがてつだっているやんといい、嫁さんが全然なってないと。その量は確かに結構やっているねという時もあるし、それ少なくね?というときもあります。
共通するのは、奥さんは決して満足していないというところです。
一方、家事が大好き、片付け大好きという旦那さんもいます。
あまりにもやりすぎるものだから、嫁さんが恐縮しているというパターンもありますが、こっちは稀ですね。
さて、そういう家事の分担で以前、家事の見える化のネタがありました。
でも、やったからって嫁さんは満足しないんですよ。やり方や、仕上がりの綺麗さ、やるタイミングとかにいらいらしてしまうわけです。やってくれるだけでもありがたいならいいのですが、結局、私がやり直すことになるという文句も多々出てくるわけです。
で、なんで、いちいち言わないとわからないの?と怒り出したりします。
これを避けるには、家事をイーヴンに分けるという発想では駄目なんですよね。
相手は何もインストールされていない素のPCと考えるわけです。
言われたことはやる、きっちりやる。指示はこっちが出すと。
もし、嫌なら、あなたがその司令塔になってみる?どっちが良い方選んでよいよとするわけです。
いかにきっちりしてもらえるように指示を出せるかが大事なわけです。
その精度にこだわるべきであり、それが伝わる相手なのかどうかが結構重要です。
つまり、家事を手伝ってくれる人なのかなぁという視点ではなく、指示した家事をちゃんとこなしてくれる人なのかなぁという部分を見るべきという話をしています。