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オスは服従か並立しか受け入れない

オスは服従か並立しか受け入れない



 

社会的な地位や名誉やケンカの強さとかでオスのヒエラルキーが決まっていそうなのは、女性でもわかると思います。

 

社長や部長の命令は絶対

 

後輩が先輩に対して、直立不動で「押忍!」

 

などの描写はよくされるわけです。

 

女性はそれをある意味、特殊な関係だとぼんやり思っているのでしょうが、実際はオスにとって普遍的な関係であり、ほぼ全てのオスの関係性を裏打ちしているわけです。

 

オスは常に相手が上か下かを最大の判定事項とします。

あらゆる男同士の出会いでそれが発動しているという目で見ておきましょう。

 

判定基準は、社会的な成功度、地位、名誉、ガタイの大きさやいかつさ、などが外見や知識からわかるので、そこで決着がついたなら、負けた方が敬語で喋り出します。

ただし、敬語が敗北宣言かというと、そうではありません。

 

相手が格上か下かわからない場合に、フラグとしてあげて、それに対する反応や質問の答えから格下判定しつつも、誉め殺し的に敬語を使い続けている場合もあるからです。

 

逆ツーマンセル状況がそうであるように、男はこの判定に最大限のリソースを使います。それだと仕事もままならないので、明らかにそれが決まっている状況の方が心地よいと感じるわけです

上下関係がはっきりと決まっていた方が生きやすいというわけです

 

一方で、その順列に納得がいかない場合は戦います。下剋上です。

 

不良が学校の先生に反抗するのもそれです。学生の場合は自分の立場や力の状況分析がちゃんとできていないポンコツに過ぎませんが、原動力はそこにあります。

 

逆に服従の例だと、最近、挙がっていたbreaking downの北関東予選があります。喧嘩して、本大会出場を決めるわけですが、地元の先輩後輩の戦いの時に、後輩側が辞退して階級を変えていました。

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11の喧嘩だからこそ勝つチャンスもあるのですが、勝つチャンスがあるからこそ辞退したわけです。

負けるなら戦うまでもない。

といって、そこで負けを認めるのも過剰に自分の立場を落とす。

かといって、試合して勝つと、勝てると思っていたことになるし、バカにしていたと思われかねない。

上下関係が変わらないことの方が心地よい、安心という気持ちもある。

そこで階級をずらして、自分の気持ちと上下関係両方に配慮したわけです。

ただ階級を上げた分、不利ですから負けていましたが。

実はここに並列のメカニズムが隠れています。

それについて明日、説明してみます。