今日は小学生でも大人同士でも誰でも楽しめる面白いゲームを紹介ます。
人狼みたいに心理戦みたいな要素はありはしますが、それだと小学生低学年とか慣れていない人は負けてしまいます。
そういうことがなく、対等に大人も子供も楽しめるカードゲームになっています。
まずはルールブックに書いてある通りに遊んでみてください。
ゲームは日本ボードゲーム大賞の2012年投票部門で大賞を受賞した『Love Letter』です。
具体的にどんな展開かはリンク先でも紹介されています。
全部で16枚しかカードがないので、終盤になると何が残っているかまで含めて推理できる楽しさがあるわけです。
自分たちはその遊び方ではピンとこなかったので、少し改良して遊んでいるのですが、その遊び方を紹介します。
このゲームは追加カードが2014年に加わって、さらにルールを書いていない絵だけのカードも加わって、買ったときには48枚のカードが梱包されています。
そこでこの48枚すべてを使って遊んでいきます。
このゲームの勝ち条件は
兵士を使って、敵のカードを当てて脱落させる
騎士を使って、手持ちのカード番号の大きさで脱落させる
出すと負けるカード（姫、王子、王、最後に伯爵夫人）があるので、それを出すと脱落するのでそれらが手持ちに残らないようにする
です。
よって、勝つための戦略としては
道化で相手のカードを見て、兵士で指摘して勝つ（相手が高い数字の捨てられないカードなら勝ち確定）、低いカードでもこちらに高いカードがあり、勝てそうなら騎士を使うとかです。終盤になると、残りのカードが決まってくるので道化師を使わなくてもカードは類推できます。
また、姫カードと王子カードを連続で引くと負け確定です。
そういった不条理を減らしながら、戦略性を上げるのが今回のやり方です。
まず、48枚全部使います。
勝ちパターンは同じです。
兵士による指摘
騎士による数字比べ
姫など捨てられないカードを捨てざるをえなかったら負け
最初に5枚ずつ配ります。
そのあとは1枚引いて、1枚捨ててその効果を発動させます。
まず、元々のカードと同じもしくはほぼ同じ効果なのは
兵士：誰かのカードを一枚指摘して当てたらその人は脱落。兵士は指摘できない。
道化：指定した人のカードを見せてもらう
僧侶：あらゆる敵の攻撃をブロック
魔術師：自分も含めて指定した人のカードを1枚交換（捨てたカードの効果は発動しない、つまり、姫や王子を捨てることができる）
姫：捨てると脱落する
将軍：指定した人とカードを全部交換
騎士：指定した人とカードの番号合計数で高ければ勝ち、低い方が脱落。引き分けありでその場合、何もなし。王は10点とする。
さて、変更点ですが、将軍と騎士は攻撃された時に同じカードを出せば無効にできます。騎士の場合、数字を確認し終わった後に後出しで無効化できます。
大臣：自分の捨てたいカードを任意の人に渡して、その人の手札から内容を見ないで代わりに1枚引ける。
眼鏡姫：脱落するシチュエーションで眼鏡姫を捨てるとよみがえることができて、捨てて一枚引く。
伯爵夫人：これを出すと全員の手札の数が1枚減る。つまり、追加でもう一枚捨てないといけなくなり、その時捨てたカードの効果は発動しない。つまり、姫も捨てられます。
女公爵：全員の捨て札の中から一枚引けて、一枚手札から捨てる。その際の効果は発動しない。
王：王を出した次のターンから3枚引けて、好きな1枚を残せて残りは捨てる。ただし、3ターン以内に勝てないと脱落。3ターン以内に再度王を出すと、追加で3ターン延びる。
王子：敵の王の効果が発動しているときに出すことができて、出されるとその相手は3枚引けずに1枚しか引くことができなくなり、かつ3ターン以内に勝たないといけない条件は残る。王子を出された後に王を出せばその効果はキャンセルできる。
山がなくなったら、手札を1枚ずつ切っていく。
これでどんな勝ち方があるかというと、
道化で手札を見てから、次に兵士以外を兵士で当てに行く。
姫や王子や王など点数の高いカードを集めて、騎士で勝つ。
が二つの王道勝ちパターンで、もう一つは手札に死ぬカードを貯めさせるというのがあります。
また、女公爵で捨てたカードを復活させられるので、王を連続で売ったり、伯爵夫人で手札を3枚からさらに少なくさせたりといったコンボができます。
