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結婚前後に絶頂期から破綻に向かう構造

たとえば、出会って10分で結婚を決めている男性は、結婚できるステータスで、結婚したいと思っているわけですが、なにせ10分ですから相手のことはほとんど分かっていません。

 

ただし、こうであってほしいという幻想は持っているわけです。

 

で、女性側もスペックが良かったりすると、結婚候補として大事に付き合おうとします。

 

男性側は細かいところでこうあって欲しいと思えるところがあるので、それを小出しにしてきます。それは将来の結婚生活での希望も含めてちょろちょろ出てくるわけです。

 

女性側もコミットしていると、それを叶えてあげようと受け入れるわけです。

多かれ少なかれ、結婚を意識しているカップルなら、この構造は存在します。

 

このときの女性側の反応としてはいくつかのパターンがあり、それは要求された項目によっても変わるので、全ての項目で同じパターンで応えるわけではありません。

 

一番多いのは、私には少し合わないけど、相手を理解するためにも一応付き合っておくかというもの。これは正しい判断ですが、好きでもないのにそれを好きだというのは後々禍根を残すことになります。

 

それは絶対ムリだと思うものに無理やり付き合う場合。これも最初の1回はいいですが、2回目以降は無理なものは無理というべきです。

 

一番恐ろしいのは、彼の提案が私にマッチしていると思いこむことです。たとえ、それが正しいと感じるものだとしてもです。私らしさを彼が提案してくれたと思いこむことです。

私らしさは私から出るから私らしいのであって、それは時とともにどんどん変わっていくわけです。それを理解し、後押しあうことが、自分らしさを互いに伸ばす姿勢であるわけです。彼の幻想が現時点での私にたまたまマッチしただけであって、私らしさを受け入れたわけではないわけです。

 

これは当然、逆もあるわけです。こういう男性が良いと幻想を抱く女性側の要求に対して、たまたまその時点でマッチしただけという構造です。

 

別の言い方をすると、振り幅を受け入れたわけでなく、振れながら一瞬止まったところだけを受け入れただけの状態です。

 

これで結婚をしてしまうと、騙された、こうと思っていたのに違ったということの繰り返しでどんどんすれ違っていくわけです。

 

本来はすれ違ったことで、あぁ、すれ違ったね。なるほど、こういうときはこうしたり、こう考えるんだと受け入れていく姿勢がないと、螺旋階段を上に上がり続けていくようなメビウスの輪構造はできないわけです。

 

男にとっても、女にとっても、自分の希望に相手が乗ってくれることが嬉しいことですが、それが相性とか、愛情とか、好きである理由とか、関係性を上げるわけではないということです。

 

私の彼って、私が希望するようにこうなのよ、最高じゃない?と浮かれている女性を見たら、おまえはもう死んでいる状態だということです。でも、死ぬ直前までそのことに気づいていなくて、ひでぶぅぅぅっとなってしまうわけです。

しかも、その死んでしまう理由、つまり、彼は私が思っていたような相手ではなかったも実は間違っているわけです。

 

常に相手は私が思っていたような人物ではないわけです。