日本にしかないサービスだったり、技術なら、そこで日本一は実質的に世界一と同じですよね。
また、世界一というのは何かを指標にランキングされるわけですが、ほとんどの場合、それは成果物です。記録だって、試合結果だって、普段の練習や鍛錬の成果物でしかありません。
ここでいう世界一を知るというのは、その鍛錬内容であり、もっというと、マインドセットです。鍛錬している時の価値観と判断基準と言ってもいいです。
じゃあ、世界一の人がすごいことをやっているかというと、案外そうでもないんです。自分たちがやっていることとそんなに違わないように見える。でも、効率が違うのと、効率に対するコンセンサスに世界基準があるわけです。
で、それを真似すべきかというと、そうではありません。
どちらかというと、その世界一のやり方の限界を知っておくべきでしょう。
要するに世界基準の物差しを持ちましょうということです。
それが持てれば、どこまで頑張ればいいのか、どこはしなくていいのかをリアルに意識することができるようになります。
それが効率なんです。
そうすることで、劇的に生産効率も、自己満足感も上がってきます。
何かに取り組もうと思った時に世界一、日本一の人はどうしているのかからリサーチしましょうという話をしています。